社民、森前首相発言は「女性差別」と抗議文(ZAKZAK)

↓本当は何て言ったのか、気になるメモ・その3
http://www.zakzak.co.jp/top/top0701_3_03.html


 森喜朗前首相が討論会で「子供を1人もつくらない女性の面倒を、税金でみなさいというのはおかしい」と発言したのは女性差別に当たるとして、山内恵子衆院議員ら社民党議員が1日、衆院第二議員会館の森事務所に謝罪を求める抗議文を提出した。

 これに対し森氏は記者団に「(討論会の)対象は幼稚園の母親や経営者らで、女性を蔑視(べっし)した話をするわけがない。(自民党の)少子化問題調査会でこういう意見もあるということを申し上げた」と述べ、反論した。

 この討論会は6月26日に鹿児島市で開かれ、太田誠一総務庁長官が早稲田大生らによる集団暴行事件について「まだ元気があるからいい」などと発言し、翌日陳謝した経緯がある。

 抗議文によると、森氏は「子供をたくさんつくった女性を、将来国がご苦労さまでしたと面倒を見るのが本来の福祉」とし「子供を1人もつくらない女性が自由をおう歌して、楽しんで、年とって…税金で面倒みなさいというのは本当におかしい」と語ったという。

 山内氏らは抗議文提出後に記者会見し「子供を産まない、産めない女性は社会の役に立たないと言っているに等しい」と厳しく批判した。


ZAKZAK 2003/07/01

↓なぜかZAKZAK以外のニュース・ソースが見当たらないので、社民党のサイトから森前総理の発言を拾ってみると、こんな感じ
http://www5.sdp.or.jp/central/timebeing03/kaiken0701.html#2

森喜朗元首相(衆院議員)の発言

(6月26日 全日本私立幼稚園連合九州地区大会にて)

「子どもをたくさんつくった女性が、将来国がご苦労様でしたといって、面倒を見るのが本来の福祉です。ところが、子どもを一人もつくらない女性が、好き勝手といっちゃなんだけど、自由を謳歌して楽しんで、年取って……。税金で面倒見なさいというのは、本当におかしいですよ」

田中誠一氏の発言と同じ「全国私立幼稚園連合会」の中での発言だというのが面白いです。
俺の私感では、森喜朗さんはセミ・オープン(半クローズ)な場でのリップ・サービスが過ぎるんじゃないかなぁ、という感じです(彼がもし本当に、引用されているようなことを言っていたとしたら)。子供を持ってたり育てたりしている側の女性が、森喜朗氏の発言についてどう解釈・判断し、その発言に異を唱える女性についてどう考えるか、というのが知りたい。というか、ちゃんと発言しないといけないんじゃないでしょうか。