引きつづき「コメント求む:キーワードせっかく」のコメント募集中

↓一応リンク
http://d.hatena.ne.jp/maspro/20031107
そのキーワードが登録されていることによって、明かな不利益が生じるか否か、その不利益は大きいか小さいか、という問題で、常識としての個人の幅を考慮するなら、「意見を述べる人間はそんなに多くない(多い・少ないの判断にも「幅」はあるかもしれませんが)」という部分で、数も重要な要素でしょう。「とても大きな不利益が生じる」というような場合は、数の問題ではない場合も想定できますが。ところで、「たとえ一人でも興味のある人、必要性のある人がいれば、キーワードはあっていいのか」に関しては、「現行のシステムでは、許容可能である(というか、否定する根拠が弱い)」という俺の意見に対しては、何か言うことはないのでしょうか。まぁ、システムとは別にルール(規約)もあるので、それを否定する根拠にも出来るかも知れませんが。
そんな議論より俺としては、レトリックぐらいキーワード登録して欲しいと思うのも事実。不要なキーワードより必要なキーワードのほうが、世の中(というか、はてなダイアリー)には多そうです。誤爆で引っかかるのはあまり気にならないんでしょうか?
キーワード削除者に求めたいのは、「有用性(無用性)」をどうやったら数値化できるかで、「こういう数値的な不利益が生じる(リンクの発生状況や、誤爆の多さなど)」ということが何かあれば、「ムラ」の削除に同意したように、俺も応じます。今の状況は、俺も多分客観的に見るとそうかも知れませんが、思う・思わないレベルの「気持ち」部分でのやりとりになっているのはないか、というのが気になります。「二人しか賛成者のいない状態でそのキーワードが「多くのユーザーにとって有益であるため固有名詞化されたキーワード」であると言うことを、ごく少数の反対者に納得させる事です」(http://d.hatena.ne.jp/maspro/20031107)と、「納得」をポイントに置くのなら、
・「○○」を含む日記、という形でリンクに引っかかるものが、たとえば「日本」「日記」といった名詞と比較してもはるかに少ない
誤爆の可能性は、言及している日記を見てもはるかに少ない
・このキーワードが登録されていることによって、マイノリティが苦悩するような侮蔑語ではない(これは数値化は難しいでしょうが)
といった、「無益・有害ではない」部分での数値化による確認は可能です。それに対して「有益」か否か、の確認は、現在キーワードとして登録されている大多数の言葉でも難しいんじゃないでしょうか。「気持ち」部分として有益か否か、という判断はあるでしょうが。
「せっかく」に限らず、副詞や語句の登録全般の是非になると、なぜそれらが駄目なのかに関する規約の、より明確な説明づけと、現在登録されているそれらの語句の、不公平ではない削除というような、はてなダイアリー運営者サイドの判断と、そういう方向に持っていく運動をするべきではないでしょうか。俺は厳しいキーワード登録制限なら「固有名詞」のみの登録であるべきだろうし、緩くするなら「形容詞」「副詞」「語句」といった類の登録も許容すべきだと思うので、現在の登録規約(というかルール)は中途半端かな、と思いますが、それに対して何らかの運動・働きかけを起こすほどの気持ちはありません。
まぁ、もう少し軽く考えて「その言葉がキーワード登録されていると不便か(不利益が生じるか)」というデメリットが生じる言葉だけに絞って、キーワードを削除したい人は頑張ればいいんじゃないかな、と思います。「決まりなので廊下は走らないでください」というだけではなく、一般的には廊下を走る際に生じる不利益の説明が欲しいでしょうね。廊下を走る側の理由も、もちろん、でしょうが(不適切な比喩とは思いますが、廊下というキーワードを使ってみました)。あと廊下を走る人間が、あまりにも多くなった場合とか。
p.s.釣りしている人へ。そんな餌では無理ですw