石油汚染に関する面白いデータ発見

↓以下の掲示板から(平和について考える市民の掲示板)
http://6419.teacup.com/mogamiyamato/bbs
↓こんなの(石油産業におけるラジウム被ばく)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jarap/nrpb_205.html


 石油や天然ガスを地中から採り出そうとすれば、どうしても大量の固体や 水が出てくるが、ふつう石油層の水には非常に高いレベルの塩化物や硫酸塩、二酸化 炭素、アルカリ希土類元素(カルシウム、バリウムストロンチウムラジウム)が 含まれている。 圧力や温度の低下など、複雑なメカニズムによって、それらが配管や容器の内壁に スケール(沈着物)となって付着することによって、流体が流れにくくなり、石油の 生産率を低下させる。 海水を圧入して石油を回収する場合には、ラジウムを含む海水のためにスケールの 放射能濃度はさらに高まる。 石油生産施設の放射能濃度は場所によってかなり相異し、スケール1グラム当たり 数十から数千ベクレルであり、ラジウム226の濃度は地殻中の平均濃度(0.07Bq/g) より数桁高い。 そのため、除染専門会社の作業者などの場合には放射線防護に関して特別の注意を 払う必要がある。 石油生産に伴う放射性廃棄物の処分に関しては、生産者や規制機関などが集まって 何度か討論を重ねているが、環境的に最も受け入れられる方式についての合意はまだ 得られていない。 海上の石油生産施設の場合、放射性廃棄物の海への直接投棄は抑制されていて、環境 に害を与えた例はこれまで報告されていない。
参考文献が明記されていないのが気になりますが、イラク軍によるクゥエートの油田破壊はかつて例を見ないほどの大規模な奴だった筈なので、それによる大気汚染は、放射能汚染も含んでいた、ということにもなるんでしょうか。