頭が右に行ったり左に行ったりする日記

↓酔夢ing voice(右系)
http://www4.diary.ne.jp/user/401628/
↓身辺雑記(左系)
http://www.geocities.co.jp/Playtown/1541/zakki.html
他にもあります。
単純に右・左を分けるのがすでにアナクロかも知れないですが、どうもネットだとどちらも見ている、みたいな人は少数派のように思えるので、俺としては少し、まっとうな左寄りの人のテキストでも紹介したい気分です。あまり多くはないですが。
ちなみに、下の人は『日の丸がある風景/ルポ・問われる民主主義のゆくえ』なんていう本も書いています。
↓それの書評リンク
http://www2.tky.3web.ne.jp/~norin/minami-books.html
↓こんなテキストとか(2001年4月9日)
http://www.geocities.co.jp/Playtown/1541/zakki2001-4.html


 朝から電話で確認取材やら、アポ取りやら、編集者とゲラの最終確認などを休む暇もなく続けて、速攻でシャワーを浴びる。大慌てで午後から新宿の都庁へ。入学式の「君が代」伴奏を拒んで処分された音楽教師からの不服申し立てに対する、東京都人事委員会の第4回公開口頭審理を取材する。きょうは本人尋問だったが、理不尽で説得力のない市教委と校長の姿勢が明らかにされただけでなく、追い詰められる音楽教師の苦悩がよく伝わってきて、取材メモを取るペンにも力がこもる。審理の最後で代理人の弁護士が、僕の書いた「日の丸がある風景」の本を証拠申請して認められた。事前に聞いていなかったので驚いたが、取材の成果として「公表されている記事」が審理に役立つのはもちろん何も支障はない。むしろ「考える材料」として活用されることをうれしく思う。

 口頭審理の終了後、手続きや審理の流れ、法的根拠、人事委員構成などを事務局に確認取材する。取材の内容そのものは問題なかったのだが、口頭審理の傍聴取材について、人事委員会の審査担当課長が、およそ法律に基づいて職務執行する行政職員とは思えない言動をしたので、ついこちらも抗議口調で応じてしまう。う〜む、いつもは「穏やか冷静でソフトな取材」に徹しているんだけど、あまりにも居丈高で横柄な対応に攻撃モードになってしまった。しかし相手は公僕なんだから、こういう姿勢については公開質問状を出すなど、何らかの落とし前をきちんとつけてあげようと思う。