「狼少女」の真実
「狼に育てられた少女」の生態が、実は嘘だったという話。
↓こちら経由で(月と太陽のおもいで。)
http://d.hatena.ne.jp/trouble/20040822#p1
こちらとか。
↓「狼に育てられた少女がいる」という神話(「いんちき」心理学研究所)
http://psychology.jugem.cc/?eid=44
精神分析医のベッテルハイムは、この「狼少女」の行動が、自閉症児に同じように見られ、それ以外の行動もオオカミに育てられたと考えずとも説明がつくことを指摘しました。
人類学者バーンは、実際にインドに行きゴダムリの村の存在を確かめようとしたけれど、この村は現在どころか過去にも存在しなかったということが判明しました。
(太字は元テキストのまま)
いくら何でも、ネタ元になった村ぐらいは存在すると思うんですが。ネッシーはいなかった、どころか、ネス湖がなかった、みたいな感じで、キツネにつままれるような話です。
1:狼少女が木登りをしたり真夜中に遠吠えをするという話が出てくるが、狼は木に登らないし、真夜中に遠吠えしません。
2:狼の子どもは自分から乳房に近づきますが、人間は母親から乳房を寄せる必要があります。
3:狼は時速45km前後で走るが、人間は大人の限界で35kmしか走れない。子どもが狼についていけるはずがありません(しかも四足歩行で)。
4:シング牧師が記している「夜中に目がギラギラ光る」「犬歯が異常に伸びている」「汗をかかない」「夜の方がよく目が見える」という性質を人間が持つことは生物学的にありえません。
5:狼のミルクと人間の母乳は成分が違いすぎるため、人間の赤子は飲めません。
確かになんか、漫画みたいな話です。ていうか『狼少年ケン』とかいう漫画(アニメ)あったような。
しかしこの件に関するちゃんとした論文を見たわけではないので、もう少し真実が知りたいです。
↓こちらへ続きます
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20040825#p1