西尾幹二先生、Irregular Expressionの人にコテンパンにされる

↓衝撃!西尾幹二氏の「空白の10分論」に官邸筋から忠告?!
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000351.html

西尾幹二のインターネット日録:緊急公告 (三)
(前略)Irregular Exressionは、この方面に詳しい人から聞いたところ、官僚以外の知り得ない情報がときどき入っているので官邸筋の関与があると推定されているサイトであるそうだ。私は過去録を見ていないから未確認だが、上記の詳しい情報通によると、イラクの日本人人質事件で「ヤラセ」だとの噂をいち早く流したのも、また首相再訪朝後の救う会決起大会で救う会は首相に感謝せず文句ばかり言うのは礼を欠く、といった非難の風聞を流す火元になったのも、このサイトなのだそうだ。(後略)

小泉総理が再訪朝したのは5月22日ですが、過去ログ読むまでも無くオレのblogは5月19日から6月9日まで更新をお休みしてるのです。

(大文字は引用者=俺、太字はあちらのサイトのまま)
西尾先生はもう少し、「事情通」とか「○○に詳しい人」とか「○○筋」の言うことを信じすぎない訓練をしたほうがいいのでは、と思いました。
さらに、

そして、もう一つ、アナタは「空白の10分」についても懲りもせず曖昧な情報の情報源を巧みに操作してさも「信憑性のあるような情報だ」と読者をミスリードさせる手法(ソースロンダリング(情報源洗浄))を、頑なに続けていますね

 私はデマを流しているのではない。一つでも証拠がほしいから「緊急公告」で情報を求め、そして成功したのである。何とかその日の新聞も入手したいものと考えている。
 テレビの6月17日ワイド・スクランブルで分った通り、「空白の十分間」の情報源は外務省と官邸である

どうして「テレビの6月17日ワイド・スクランブルで分った通り」ではなく「6月17日の日刊ゲンダイの記事に拠ると」と言えないのでしょうか?ワイドスクランブルの夕刊キャッチアップで日刊ゲンダイの記事を紹介した際の放送全文が公開されて、アナタも読んでいるではないですか。「空白の10分」の文責はワイドスクランブルにはありませんよ。

更に「情報源は外務省と官邸である」と言い切りましたね。日刊ゲンダイの記事に有る通り、この情報源は「外務省事情通」と「官邸事情通」でしょう?このことはワイドスクランブルの全文を読んだだけでも間違い様がありません。「事情通」と「中の人」は違いますよ。こういうのをデマって言うんじゃないですか?

上記二つのソースロンダリングと情報捏造は意図的か単純ミスなのか、是非お聞かせ願いたい。

まぁ、これについては、次のようなお知らせ(追記)もありますが。

[お知らせ]
指摘した西尾氏のblog内の記述「情報源は外務省と官邸である」はタイプミスだったと、西尾氏の関係者らしき方が当エントリーにコメントされてます。8月24日18:45現在、西尾氏のblogも訂正されて「「情報源は外務省事情通と官邸事情通である」となっている事を確認しました。

こういう言論人がブログで何か言う(書く)場合は、もう少し慎重にお願いしたいところです。あと、自分で書いたテキストを修正した場合は、元テキストを線で消して、こういう事情で修正・訂正した、というコメントを添付しておいたほうが、あまり姑息に思われないかもしれません(←この場合の「姑息」の用法は少し違っているかもしれないけど、まぁいいや)。(追記:よく見たら西尾幹二氏のテキストの下のほうに、訂正に関する説明がありました。俺も粗忽でした)(←でもそれって、Irregular Expressionの人に言われてやったんだよな。自己コメントがやたらと多くなるです)