本日のステキなテキスト(小ネタ)
↓米軍の劣化ウラン弾使用 イラクで深刻な被害(極東非公式条約機構)
http://blog.livedoor.jp/godel21/archives/7167006.html
イラクで米軍が使用した劣化ウラン弾による被害が深刻化している。米軍が「ミニ核兵器」と呼ばれる悪魔の兵器を使用したのは4度目。湾岸戦争、コソボ、ボスニア、イラク。
劣化ウラン弾を「核兵器(ミニ核兵器)」と呼んでいるのは、核兵器の定義を知らない人だけなんですが…。
コソボとボスニアで劣化ウラン弾を使用したと公式に言っているのはNATO軍で米軍ではありませんが…(いくら「反米」がお好きでも、これは事実)。
湾岸戦争で戦ったのは「多国籍軍」だし、イラク戦で米軍が劣化ウラン弾を使用したことを公的に認めている発言はまだどこにも存在していないのでは。まぁここまで言うと枝葉末節すぎますか。
劣化ウラン弾の「安全性」を主張するアメリカがうそつきなのは明らかだ。イラクの大量破壊兵器問題を見ても、誰が「おおかみ少年」なのかは明白だ。
全然明らかでも明白でもありませんが。だいたいアメリカは公的にはこう言っています。
↓劣化ウランは健康に有害か(アメリカ大使館のサイト)
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031006d1.html#duyugai
劣化ウランの被ばくと、がんやその他の重大な健康上あるいは環境上の影響の増大との関連を、信頼できる科学的証拠に基づいて証明するものは存在しない。
他の重金属と同様、劣化ウランは、潜在的に有毒である。劣化ウランを飲み込んだり、吸い込んだりした場合、量が多ければ、化学的毒性の故に有害である。高濃度の場合には、腎臓障害を引き起こす可能性がある。
要するに「化学的毒性の故に有害」と、はっきり言っているんですが。「劣化ウランの被ばく」に関しては「安全である」というよりは「よくわからない」という主張だし。「劣化ウラン弾の「安全性」」をアメリカが主張している、なんて情報は、いったいどんなテキストに由来しているんでしょうか。