反米の人はチェーンメールがお好きなんだろうかと考えこむ

考えこむもとになったのは、こちらの日記。
↓「囚われのファルージャ」のメールの差出人は誰?
http://d.hatena.ne.jp/junhigh/20041114

 ここで疑問がある。「囚われのファルージャ」にはメールの差出人をはっきりと「スレイマン氏」とは書かないで、「バクダット市民」と故意にぼかしているのではなかろうか。原さんもスレイマン氏も仲間内の共同のスタッフということがまずかったのだろうか。

 このメール、多くの方にMLされて、多くのサイトで取り上げられているが、差出人に言及したものは皆無である。

↓「Kidnapping of Faluja」でgoogle検索すると、山のように引っかかります
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&q=Kidnapping+of+Faluja
それも日本の、「イラク戦争」に反対しているサイトばかり。
おまけに、差出人が「スレイマン氏」ではなく「バクダッド市民(の緊急メール)」になっているところばかり。
俺が前の日記、「何かに対して批判するなら、自分がどういう立場の人間であるかを明確にしなくては(http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041114#p1)」で述べたことでもありますが、「一市民」のフリをしながら、実は「イラク現地スタッフ(ボランティア・スタッフ)のリーダー」だったりする人の、ヤラセみたいな手紙を、差出人その他を曖昧にした形で、チェーンメール化させて回すというのは、情報流通的にどうよ、と思いました。
マスコミがやっているソース・ロンダリングとかソース・アルケミーとたいしてかわらないような気が。