(少し古い)『ブームはどう始まりどう終わるのか』『法隆寺の建築』『杜氏という仕事』

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『ブームはどう始まりどう終わるのか』『法隆寺の建築』『杜氏という仕事』
『ブームはどう始まりどう終わるのか』(中川右介/岩波書店/700円)【→bk1】【→amazon
ブームは予測できない、でもいつかは終わる。ブームで成功するためには、ブームを発見すること。たまごっち、ボウリング、角川映画…ブームの栄枯盛衰。大きなブームからマイブームへ。ブームは報道によって変質する。撤退するための判断基準。クラシックカメラブームから学んだブーム8つの法則。


法隆寺の建築』(浅野清文/小峰書店/2700円)【→bk1】【→amazon
聖徳太子のお寺、法隆寺の建築は、日本でいちばん古い建築というだけではなく、寺ぜんたいの建物が、ひじょうによくのこっていることがすばらしいことなのです。しかし、奈良時代につくられた建物がすべてのこっているわけではありません。平安時代鎌倉時代に建てかえられたものもあります。五重塔や金堂、そして夢殿などの、かずかずの古代建築の構造、機能、美しさのひみつを、建築いがいの仏像や美術工芸品などにもふれながら、くわしくときあかします。


杜氏という仕事』(藤田千恵子/新潮社/1100円)【→bk1】【→amazon
日本酒造り。三百数十年間、世界でも類を見ない醸造技術を継承してきた杜氏には、卓越した技術と統率者としての資質、そして自然と呼応する叡智が求められる。滋賀・喜多酒造で「喜楽長」を醸す天保正一。全国新酒鑑評会で数々の金賞に輝く優れた杜氏の半世紀の物語を通して、「杜氏」という独特の職能にひそむ知恵、そして日本の食文化のゆくえを探る。