そう言えば漫画業界でもプロとアマチュアについて語られたことがあったような
コミケその他同人誌業界がそれなりの市場を占めて、セールス的にも急成長していた時代のことなので、だいぶ昔ですが(1980年代ぐらい)、「プロ」の漫画家・編集者が、「アマチュア」の同人誌作家・同人誌業界にどう対抗していったか、という過去の話は、現在の報道における「記者」「ジャーナリスト」が、ネットやブログのアマチュアブロガーに対してどう行動するか、みたいな現在・未来のことの参考になるかもしれません(し、ならないかもしれません)。
結論としては、どちらも相手のいいところを参考にして、ボーダー部分がとても広がった、という感じでしょうか。プロの漫画家がアニパロその他非商業的な形でしか出せないものをコミケで売ったり、編集者が大手同人作家をスカウトして商業誌で描かせたり、同人誌作家も最近の商業誌の売れ筋ジャンルや流行の絵柄をチェックして作ったり、みたいな。今どき「商業誌にしかできないことがある」と思っている編集者とか、「商業出版は漫画の敵だ」と思っている同人誌作家などは、あまり多くないのでは。多分プロ/アマのボーダー部分に流されたり、駆逐されたりしたんでしょうね。
しかし、ライブドアのパブリック・ジャーナリストは、ひどく叩かれているみたいですが、
→ライブドアPJに忠告し忘れた欠陥
→ライブドアPJニュースはロキノンだな
→ライブドア・PJニュースに対する、どうしようもない違和感。
→ライブドアパブリック・ジャーナリストがひどい
まぁ、ああいうのは「金取って読者に読ませるものを書いている人」じゃなくて「金を払ってPJになり、自分の意見を言いたくて書いてる人」が、今のところ目立っているからなのかな、と思いました。