トラウマ作詞家・蓬莱泰三と「チコタン」そのほかについて
トラウマ。英語で言うとタイガー&ホース(←違います)。人の心に嫌な感じを後に残す事件とかのことで、詩・詞などの場合は、嫌な感じを後に残すテキストです。
はてなブックマークから、こんなのを。
→はてなブックマーク - チコタン(音有り)
なんでかな? なんでかな? なんでチコタン 好きなんかな? なんでこないに 好きなんかな? チコタン チコタン チコタン チコタン アメダマみたいな 目ェやからかな? マシュマロみたいな 鼻やからかな? クラスでいちばん チビやからかな? クラスでいちばん ゲラやからかな? なんでこないに 好きなんかな?
と、小学生がクラスで好きな女の子に対する気持ちを歌っている歌が、最後でこんなすごいことになろうとは。
全部の歌詞はこちらです。
→チコタン
さらに小学校の合唱コンクールの課題曲だったとは。
しかし実は、この詞を書いた蓬莱泰三先生には、もっとすごいものがあるのでした。ご覧ください。
→日曜日〜ひとりぼっちの祈り〜
お父ちゃん はよ起きや
ええ天気やで 青空やで
はよ起きなんだら こそばすで
ふとんめくるで 鼻つまむで
はよ はよ はよ起きいな
日曜日やで 休みやで
どっか連れてってえな
なあ なあ なあてお父ちゃん
日曜日の朝起きて、いろいろなところに行って、帰って、手紙を書いて、寝る子供の話なんですが、いやはやこれはたまりません。ネタバラになりますが、車の運転は…と心に誓いたくなります。
元の曲はどのようなものか知らないんですが、キング・クリムゾンあたりに新しく(という言いかたもヘンだな)作曲させて、歌い出しの前に5分ぐらい前奏があって、全部で30分ぐらいの曲にするといいかもしれません。歌う人はドアーズのジム・モリスンでひとつ。
「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」
ここらへんは「ブレイク・オン・スルー」のパッションで。ラストは「ジ・エンド」の奈落ボーカルぶりで締めたいところです。
以下のサイトによりますと、
→flurryのとこ。(2005年1月20日)
蓬莱泰三先生はNHK「中学生日記」のシナリオライターで、こんなのも作っているとか。
→もりげのどうかと思うような日記 - アホーゥ!! - 音楽劇
ちょっとアマゾンでCDが手に入るかと思ったんですが、残念ながら品切れ中みたいです。
→はてなダイアリー - チコタン
こどものための合唱組曲「チコタン」~ぼくのおよめさん
こどものための合唱組曲「チコタン」~ぼくのおよめさん(二台ピアノのための)
合唱組曲「日曜日」~ひとりぼっちの祈り
こどものための合唱組曲「四つのお菓子のうた」
子どもの詩による児童合唱曲集「子供の歌」
いちばんちいさくてかわいいこどもたちのために「ミイコ」
こどものための合唱組曲「ぼくのたからもん」
こどものための合唱組曲「あの子が…」
聞いてみたいです。ただ、たとえば以下の図書館検索などを見る限りでは、
→東京都の図書館 蔵書横断検索
公立図書館などでは所蔵しているところもいくつかあるようなので、少し探してみたいと思いました。