伊福部昭さんの「昭」という名前について考える

こんなニュースがあったわけですが、
映画「ゴジラ」テーマ作曲の伊福部昭さん死去ZAKZAK

映画「ゴジラ」の音楽で知られる日本作曲界の重鎮、伊福部昭さん(いふくべ・あきら、元東京音楽大学学長)が8日午後10時23分、多臓器不全のため東京都目黒区の病院で死去した。91歳。
北海道釧路市生まれ。北大農学部時代に独学で作曲を学び、21歳の時に「日本狂詩曲」がチェレプニン賞を受賞、一躍国際舞台に躍り出た。卒業後は北海道で森林事務所勤務などをしながら、作曲を続け、「土俗的三連画」などの作品を発表。戦後、東京音楽学校(現東京芸術大学)講師に就任した。
「寄せ集めの文化では実を結ばない」が持論。雄大で日本やアジアの風土を色濃く感じさせる作風が特徴で、1947年の「銀嶺の果て」を機に映画音楽でも活躍。中でも、54年の「ゴジラ」では、律動感と重量感のある曲でゴジラのイメージを見事に表し、その後も同シリーズの多くを担当した他、「ビルマの竪琴」「お吟さま」など、作った映画音楽は300を超える。2003年、文化功労者
ZAKZAK 2006/02/09

91歳とは長く生きたものです。ご冥福をお祈りします。しかし大正生まれですか。
大正生まれということで気になったのですが、昭和になる前の時代は「昭」という字の元号が使われたことがなく(日本で元号が使われるようになって、昭和ではじめて使われたのです)、はじめの頃はその読みかたさえも一般の人にはよくわからなかったという話だったのですが、
元号一覧
この伊福部昭さんの「伊福部」という珍しい苗字以上に「昭」という名前を持つ大正生まれの人だった、ということが気になったのでした。
伊福部昭 - Wikipedia

伊福部 昭(いふくべ あきら、1914年5月31日 - 2006年2月8日)は作曲家。
(中略)
伊福部昭の誕生日は5月31日であるが、戸籍上は3月5日となっている。これは、父親が、少しでも早く学校に入れたいということで、3月5日の早生まれとして届けたからと伝えられている。

昭憲皇太后 - Wikipedia
大正3年(1914年)4月11日に亡くなられた「昭憲皇太后」に由来しているのかな。
ということで、俺の日記を読んでいる人で、この二人以外に「昭」の字が使われている昭和以前生まれの有名人をご存知の人がいましたら、コメント欄ででも教えてください。