映画『ホテル・ルワンダ』のモデルの人は、今はダルフールの悲劇に関心があるそうだ

…ってそもそもダルフールってどこよ、という人のほうが多いですよね。
南京や尼港、通州よりも日本人には知られていない場所、ダルフール
ポール・ルセサバギナさんの言った言葉を探して、以下のところから、
kaerumedia.net: 『ホテル・ルワンダ』日本公開迫る ポール・ルセサバギナさんインタビュー
以下のところへ。
『ホテル・ルワンダ』のロビー:ポール・ルセサバギナ氏来日

ユダヤ人の虐殺以来、世界の人達は二度と虐殺を起こしてはおこしてはならないと訴えてきたが、ルワンダで起き、最近スーダンでも同じようなことが起きている。二度とこういう事態があってはならないという私達の願いを、映画を見た人達が伝えて欲しい』と述べました。(録音MDから起こしたママ)

うーんこれは。講演直後の質疑応答の中でおっしゃっていたことかのようです。

最近一番悲しかったことは、ダルフールからの帰りの飛行機の中のニュースで、ホロコースト六十周年式典をやっていて、多くのsuper leader(大国指導者)たちが『never』と『again』を繰り返していた。民族虐殺(ジェノサイド)を『二度と』『決して』起こしてはいけない。
…と言っているそばから、今見てきたダルフールの、まさにジェノサイドとしかいえない状況…。人類は歴史から何を学んだのだろう。
(同じく大意)

ということで、Wikipedia
ダルフール - Wikipedia

ダルフールアラビア語 دار فور フール人の故郷)はスーダン西部の地域でチャド、中央アフリカリビアと接している。行政上では北ダルフール、南ダルフール、西ダルフールの3つの連邦州に分割されている。ダルフール紛争での死者は数万、難民は数百万に上る。

ものすごく興味を持ちましたので、みなさんも持ってくれるとありがたいです。
ちなみに、俺が映画『ホテル・ルワンダ』をめぐる感想の中で一番興味深かったのは、前にも紹介しましたが以下のテキストでした。
双風亭日乗 - ふたたび「ホテル・ルワンダ」について
読んでみてください。