「ボツ」になっているはずの新聞記事が全部読みたい

今の新聞記事のありかたを問題にして、俺は以前以下のようなことを述べましたが、
新聞や既成のマスコミが、インターネット・ブログ文化に対抗する3つの方法
そこで俺は以下の方法を挙げました。

1・ネット上の記事テキストは「過去ログ」として、他からの言及(リンク)に耐える形で半永久保存しておく。
2・ネット上の記事テキストで語られているものについて、「公式」にネットで公開されているもの(元データ)は、記事中に元データへのリンクを貼っておく。
3・記事を書いた人間の記者名を明記する。

ここでさらにもう一つの方法を挙げてみます。

4・自社の中にいる「新聞記者」が書いた記事は、一応ウラを確認して全部ネットに掲載する(ボツ記事というものを存在しないようにする)。

もちろん、根も葉もない「伝聞情報」を、新聞社が自分のサイトで「これは○○という記者が書いたものなので、弊社とは関係ないです」という言い訳つきで載せるのはまずいでしょうが、新聞記者・ジャーナリストとしてある程度の訓練を受け、それなりに取材して書いた記事でも、「スペースの問題」でボツにする、ということは今までの新聞では多かったと思います。
心配いりません、インターネットの中には、ものすごくたくさんのスペースがあります
新聞のサイトの人は、インターネットの「メディアとしての特質」を全然知らないか、あるいは無視しているんじゃなかろうか、と思えるのは、その特質を利用しているように思えないからで、これだったらマスコミがインターネットに負けてもしかたないですね。
新聞社はインターネットの自社サイトに、新聞に掲載された、あるいは掲載を前提としたすべてのテキスト(記事)を置き、過去に書かれた記事を全部アーカイブとして置き、言及されている固有名詞・元ソースのすべてにリンクを貼るのです。そうすることでようやく多分「インターネットは新聞を殺さない」ものだ、ということがわかると思います。
しかし、そういうことをしないと、殺されはしませんが死にます
新聞やテレビは、見せたいものを選択して(編集して)読者・視聴者に見せるものではなく、読者に選択させるための情報を提供するメディアになるわけです。
で、読者に「何が面白かったか」ということを、記事や番組の内容で選ばせる(投票させる)という方法もあります。記者の報酬は得票数の多さを参考にする、と。
つまらない記事とか、ありふれた主張だけのテキストは駆逐されて、より「読者の望んでいる記事」および「その記事を書く記者」が生き延びるのです。
ちなみにこれは、「Web2.0」以前の技術です。