国立国会図書館の楽しい検索サービス「デジタルアーカイブポータル(ndldap)」について
いつのまにか国立国会図書館が以下のようなサービスをはじめていたので、ちょっと使ってみた。
→国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(ndldap) - プロトタイプ
けっこう楽しいです。Googleに対抗して構想された国産検索システムと関係あるんだっけか。
で、そこと連結しているポータルというか面白い検索系を2つほど。
→Dnavi - 国立国会図書館 データベース・ナビゲーション・サービス
日本中にある、ネットで構築されたデータベースにアクセスできる上位リンク集です。たとえばこんなのがあるわけで。
→デジタル古墳百科
↑これは、大阪府堺市に限定した古墳情報が得られます。
こんなのも。
→歴史データベース on the Web
宇宙の誕生から現在までの約6万6千件の歴史データです。
ずいぶん前に更新は停止していますが。
ぼく個人としては、理科系の奴が面白かったんですが、一般的にはどうだろう。たとえばこんなのとかはいくらでもあります。
→蒲郡の名木50選 地域別索引
引き続き「国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(ndldap)」のほうで見つけたほかのものを紹介します。
→レファレンス協同データベース
↑これは、日本全国の図書館に寄せられた質問と回答に関するデータベースです。要するに「人力検索はてな」の図書館版、みたいな感じでしょうか。
→管理番号 tr087
円周率の桁数ができるだけ多く載っている資料は?
(回答)『パイのはなし』(金田康正著 東京図書 1991 414)に、10億ケタまで表示あり。
大正から昭和初期にかけて、鵠沼が別荘地になった頃のことを知りたい。
(回答略)
などなど、回答のそっけなさを除くととても楽しめます。日本全国の図書館に寄せられる質問が全部データベース化されてると面白いんですが、そんなの面白いと思うのはぼくだけでしょうか。