ブックマーク・RSSから(2007/01/23)

あとでぼくのブックマークに入れたり入れなかったりするものの候補です。


じだらく-マーケティングが語りたいけど語れない人のブログ:長野時計店コピーは松田正志さんのお仕事


うはー、この人の仕事すばらしいのが多いですね。
↑なかなかいい仕事をしているコピーライターのかたのようです。

負け組日記:女の子ばっか被害者かよ


小中学生の少年少女が成長していく過程を描く作品は数多くあるが、僕はそれらを読む時に必ずと言って良いほど感じる違和感、というよりも苛立ち、釈然としない想いがあった。それらの作品で、成長に戸惑い・苦悩するのは大抵女の子である。胸が大きくなって男子にからかわれたり、ブラをつける事を恥ずかしく思ったり、生理で憂鬱になったり、生理用品を男子に取られてからかわれたりする。この時、男子はどのように描かれるかというと、定型的に「女の子をからかう」。性に対する好奇心が肥大化した男子が、抗いがたい知的好奇心と欲情を発散するために女の子のスカートをめくったりするのも代表的な行動例と言える。あるいは性欲などないような「女の子が理想とする」聖人君子然とした美少年が現れて、このような稚拙で暴力的な男子をたしなめたりもする。僕はここで違和感を憶えるのだ。クラスにいるのは聖人君子と、粗暴な男子だけなのかと。大多数はそれを見て何も言えない男子じゃないのかと。
↑「男の子だって戸惑って苦悩するじゃないか」というブログ主の主張。

歌を忘れたカナリヤのうた:ほうれん草と小松菜の違いを探る


職場でふとした拍子に「ほうれん草と小松菜の区別がつかない」ということをポロッともらしたところ、「レタスとキャベツくらい違うだろ」「お前バカじゃね?」「デブのくせに食べ物の味もわかんないのかよ」などと大変ひどい言われようをした。一体いつの間にほうれん草と小松菜はそれぞれ独立した市民権をここまで得ていたというのだろう。「じゃあみんなはほうれん草と小松菜の区別がつくの?」と半べそになりながら問うたところ、同僚はみな口をそろえて「当たり前だろ!誰だってわかる」と答えた。誰でも区別がつく全く別物の食べ物、ほうれん草と小松菜。今回は誰にでもわかる違いが全くわからない味音痴の僕が、悔しさを滲ませつつふたつの野菜について徹底検証していきたいと思う。果たして誰にでもわかるほど、ふたつの違いは歴然なのか。
↑エントリーとは関係ないが、小松菜って五代将軍綱吉が名づけ親だったんだよな。いや吉宗説もあるのか。

ブログ時評:携帯電話の使われ方:世界と異質な文化 [ブログ時評70]


2002年に私の連載第118回「iモードは日本でしか成功しない?」で日本の特徴として「急激な変化や行動を容認する『小金を持った、軽薄で好奇心に満ちたデジタル・ディバイド層の大量存在』は非常に稀である。その結果が大変な変化であっても気にしないのは、本物の保守主義が存在しない日本だからだ」と書いた。その最後に引用した英国調査会社の予測では、iモードサービスが2006年までには西欧でも普及するはずだったが、現在も苦戦が続いている。どうやら相当に深いところから世界と異質な文化を、我々は持っているらしい。
↑高機能・高性能の日本のケータイと、世界水準との大きな違いについて。

404 Blog Not Found:多情で無法な日本人


法が悪ければ法を変えればいい。それを放置しているのだから有権者が悪い。もちろん我々のほとんどは法の実務家ではなく、そして法の実務家のほとんどは公選されるわけではないのだが、それでも日本の法律では、立法府の法の実務家は公選されるのだし、そして行政府の大臣の過半はその中から選ぶことになっている。もし法の専門家に「コモン・センスを尊重する風土」がないのだとしたら、それは我々に「コモン・センスを法に変えていく」風土がないからだ。
↑日本人になれないかわいそうな人たちがいるのなら、日本人になれるよう法を変える考えを、というブログ主。

山に生きる:映画を見るのはめんどくさいし、ちゃんとしたブログを読むのもめんどくさい。


これからの娯楽の方向は、いかに脳の容量を使わせずに快楽を与えられるかにかかっている。すなわち、月二百時間以上の残業や、生き残りと自分の生活をかけて会社の利益を追求することに脳の大部分を使わざるを得ないため、他のことにかまけられる神経細胞が残っていないのだ。たとえ時間が出来たとしても打ち込めるような趣味もなく、会社の要請以外にやるべきことも見つからない。会社の要請に応えられなければ成果主義として自分の生活が脅かされるとなれば、やるべきことは一つ。脳の容量を仕事に最大限割り当て、子供の教育など二の次三の次、ゴルフで100を切るより先に勉強して自分のスキルを上げよう。二時間かけて筋を追わないと感動できないような映画など見ている暇はないし、そこに心奪われる精神的余裕もない。クリアまで四十時間かかるゲームなどもってのほかだ。
↑これからの世の中で頭を使うのは生きるためだけで十分だ、という話。

heuristic ways:子供たちの祖国


マリアムさんのお父さん、アミネ・カリルさんが日本にやって来たのは1990年。「日本がまだ好景気でバブルに湧き、イランとの間でビザなし渡航を維持していた時期」のこと(奥さんのファロキさんと2歳のマリアムちゃんはその翌年に入国。次女のシャザデちゃんが日本で生まれたのは1996年)。とすると、アミネさん一家を日本に招き寄せたのは、バブル期の日本の外国人労働者受け入れ態勢ではないか。そして今や日本は彼らを移住労働者や定住外国人として遇するのではなく、「不法滞在者」として排除しようとしているわけである。
長勢甚遠法務大臣と「不法滞在」のイラン人・アミネ・カリルさんの、あまり知られていない過去など。

さよならテリー・ザ・キッド倉科遼先生


倉科作品はハズレがないのが良いですよ。ていうか僕は勝手に「水商売モノにハズレなし」ぐらいのことを思ってたんですが、いいと思ってたのはたいがい倉科作品だった。倉科作品じゃない水商売モノって『ギラギラ』(土田世紀)ぐらいだった。あとドラマだけど『黒い太陽』は死ぬほどおもしろかったですよね。これも倉科先生じゃないけど
↑ものすごい量の「水商売」ものマンガの原作を書いているのにあまり知られていない倉科遼さんを語る。

Digital Town on the web:私立東蔭高校の女子生徒が卒業目前にして退学、理由は「暴言」-だが...


これをよんで女子生徒に同情する方は多いと思う。事実、西日本新聞の書き方は女子高生に対してかなり同情的である。では、実際にはどうなのだろうか?というのが、今の時代には簡単に分かってしまうのだ。
↑元女子高生のテキストと画像が公開される。要保存ネタか。

萌え理論Magazine:数字で見るこの界隈:付記その1:書籍の原価率


返本が20%なら、出版社の利益は定価×発行部数の1%で、返本が40%なら、出版社の利益は定価×発行部数の-13%、13%の損失です。返本無しなら、15%が利益になり、重版になれば、あと15%が利益になります。10万部であれば、一冊500円として、総額5千万円、15%で750万円の利益です。この計算だと、印税は500万円になりますね。
↑「定価×印刷部数がそのまま出版社に入るわけではない」という点への理解を望むブログ主。

ガ島通信:「正義」とブロガーの「社会参加」について


しかし、このコメントからは、コメンテーター自身が正義の押し付けを行っていること、表現によって社会参加しているということが自覚されているようには見えません。表現の自由は認められているとは言え、何を書いても良いということにはなりません。「低能」「白痴」といった言葉の利用には、市民社会の担い手であるシップというより、人間としての配慮が欠如していると言わざるを得ませんし、このような現状がある以上、本来そうとは思っていないし、危険な考えであることを承知で「ブロガーによる社会参加」という言葉を限定的に使わざるを得ないという判断があったのです。
↑「はてなブックマーク」のコメントに激怒する「ガ島通信」の人。

Something Orange:キャラクター小説って、本当におもしろいですね


いったい「キャラ」とは何なのか? そして「物語」とは何なのか? いま、前世代を縛っていた「抑圧」から解放されたぼくらには、それを語る言葉があるはずである。
↑キャラ萌えという現象と、物語の関係について語るブログ主(未完)。

Passion For The Future:オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史


驚くのは、日本のアニメや漫画はタイトルも含めて大幅に内容を修正されて放映、出版されているという事実だ。宇宙戦艦ヤマトは米国では「スターブレイザーズ」でありヤマトは「アルゴ」号で、戦艦大和としての過去はカットされている。ガッチャマンは「バトルオブプラネット(惑星戦争)」と改題され、オリジナルには登場しないR2D2みたいなロボットがでてくる宇宙パトロール隊として「スターウォーズ化」されて人気が出た。日本版のストーリーが、輸出時に編集されて、骨抜きにされているものがかなり多く、オリジナルを愛するオタクとして著者は少し憤りも感じているようだ。
太田出版の本の紹介。

活字中毒R。:西原理恵子さんが「お父さんにいちばん感謝していること」


いやまあ、これはあくまでも西原さん側の見解であって、どちらが本当に正しいのか、ここで断言することはできませんし、僕が裁判官だったら、学校の先生たちと素行に問題がありそうな生徒のどちらを信じるのか?と問われたら、学校側を信じてしまいそうな気もするんですけどね。こうして「有名漫画家・西原理恵子経験談」と聞くと「なんてひどい学校なんだ!」と憤ってしまうのですが。
↑高校退学させられたことで裁判に出た西原理恵子さんとそのお父さんについて。

国民宿舎はらぺこ 大浴場:ITベンチャーは皆優秀な技術者を欲している…?


本当に先見的なことに挑戦する企業であれば、それがベンチャーであっても有能な人間は自然に集まってくるものだとも思う (逆に、所詮 Web で遊べるおもちゃを作ってる企業だって思われるような会社に、いわゆる大企業の研究所に勤めるような研究職志向の人材が入ってくるとは思えない)。大企業志向は確かに根強いけど、基本的には自分がやりたい仕事ができる場所に行こうとするものじゃない? だから、新興企業が本当に有能な技術者を集めたいなら、まずは創立メンバーがそれなりの成果を上げることが先だと思う。
ベンチャーな人たちが求めている人材はベンチャー企業には行かない、という話。