「モラルハザード」の誤用について
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→モラルハザード
初めに正しい意味を
モラルハザードとは、もともとは保険関係の用語です。私はリスク関連のテクニカルタームとしてアメリカで習いました。経済学でも使います。意味は「危険回避のための手段や仕組みを整備することにより、かえって人々の注意が散漫になり、危険や事故の発生確率が高まって規律が失われることを指す。」(http://pol.cside4.jp/socialism/2.html)
です。
モラルハザードは保険、あるいはセーフティーネットという仕組が抱えるシステム的な問題です。したがって、回避策もシステマティックなものでなければなりません。個人の倫理が向上すればなんとかなる、という類のものではありません。
ということで、リンク先のテキストには「誤用」例が出ています。
勉強になるなぁ。