『名探偵たちのユートピア 黄金期・探偵小説の役割』『シネマの記憶喪失』『怪談前後 柳田民俗学と自然主義』
本日の読みたい本・おすすめ版(2007年1月あたり)。
- 作者: 石上三登志
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
ドイルからクイーン、クリスティ、乱歩、正史まで、名作を再読し、行間にひそむ謎を解く比類なき評論。
- 作者: 阿部和重,中原昌也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/01/31
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
すべての映画ファンに捧ぐノンストップ・シネマ談義。ゴダール、スピルバーグ、イーストウッドから青山真治、黒沢清、北野武まで―。時空を超えて論じ尽くす濃密なる22セッション。
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
明治四十年前後の「怪談の時代」を同時代として生きながら、「それぞれの自然主義」のあり方として民俗学と私小説を立ち上げた柳田國男と田山花袋。一方「怪談の時代」に殉じるかの如く文壇から消えた佐々木喜善と水野葉舟の「文学」とは何だったのか。「自然主義」をめぐる「怪談の時代」の顛末を描き出す。