『キリスト教と音楽 ヨーロッパ音楽の源流をたずねて』『寝ても覚めても本の虫』『街角のオジギビト』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年2月あたり)。

南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)

南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)

★『南極越冬隊タロジロの真実』(北村泰一/著/小学館/620円)【→bk1
なぜ一五頭のカラフト犬は無人の南極に置き去りにされたのか。そもそも日本初の南極観測事業とはどのようなものだったのか―。南極第一次越冬隊の隊員にして、タロジロとの再会を果たした唯一の人物である著者による、映画『南極物語』にも描かれていない探検と観測の一年。そして犬たちとの日々―。50年を経て甦る、素晴らしい本物の感動。★『孤高の画人』(熊谷守一/著 中川一政/著 東郷青児/著 棟方志功/著/日本経済新聞出版社/1,365円)【→bk1
無欲恬淡に九七歳まで絵と書をかいた熊谷守一白樺派と交遊、絵は独学だった中川一政未来派を標榜し自由奔放に生きた東郷青児ゴッホにならんと版画ひとすじに疾走した棟方志功ら独立独歩の画人たちの伝記。
山の上ホテル物語 (白水uブックス)

山の上ホテル物語 (白水uブックス)

★『山の上ホテル物語』(常盤新平/著/白水社/998円)【→bk1
多くの作家に愛され、数々の名作を生み出す影の力となった、すてきなホテルのすてきな物語。創業者をはじめ支配人たちが語る作家たちの素顔を通して、50年にわたる文壇の一面を浮き彫りにするとともに、特別なホテルを目ざすスタッフたちの情熱を描く。