『北朝鮮・驚愕の教科書』『大衆の心に生きた昭和の画家たち』『「少女」の社会史』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年2月あたり)。

北朝鮮・驚愕の教科書 (文春新書)

北朝鮮・驚愕の教科書 (文春新書)

★『北朝鮮・驚愕の教科書』(宮塚利雄/著 宮塚寿美子/著/文芸春秋/777円)【→bk1】【→amazon
日帝野郎」「天皇野郎」「米帝野郎」のオンパレード。日本人は徹底的に極悪で、金正日は昼の日本列島を夜にする妖術師。仰天の教科書を読み解き、反日嫌日誕生の現場を検証する。
大衆の心に生きた昭和の画家たち (PHP新書)

大衆の心に生きた昭和の画家たち (PHP新書)

★『大衆の心に生きた昭和の画家たち』(中村嘉人/著/PHP研究所/735円)【→bk1】【→amazon
大正末から昭和三十年代にかけて、新聞、雑誌の連載小説は大衆娯楽の花形であった。戦前の『怪人二十面相』(江戸川乱歩)や『宮本武蔵』(吉川英治)、戦後は『徳川家康』(山岡荘八)や『鍵』(谷崎潤一郎)など。それらの物語は、芸術性の高い「さし絵」によって強く印象づけられた。描いたのは、小林秀恒、石井鶴三、中川一政木村荘八、木下二介、棟方志功、中一弥…。本書では、昭和に活躍したさし絵画家たちの懐かしい名作と逸話を紹介。テレビもパソコンもなかった時代、人々は何に心おどったのか。郷愁をさそう一冊。
「少女」の社会史 (双書ジェンダー分析)

「少女」の社会史 (双書ジェンダー分析)

★『「少女」の社会史』(今田絵里香/著/勁草書房/3,465円)【→bk1】【→amazon
少年少女雑誌の分析を通じて、近代日本における「少女」という表象の成立とその受容過程を解明する。