『ピアノはいつピアノになったか?』『「殺陣」という文化 チャンバラ時代劇映画を探る』『澁澤龍彦 幻想美術館』
本日の読みたい本・おすすめ版(2007年4月あたり)。
★『ピアノはいつピアノになったか?』(伊東信宏/編 松本彰/ほか[著]/大阪大学出版会/1,785円)【→bk1】【→amazon】約300年前に誕生したピアノはハイドン、ベートーヴェン、ショパン、リストなどの作品や演奏法にも影響を及ぼしながら変化をとげてきた。現代の黒くて重厚なピアノに至るまでの歴史を知ることによって、ピアノが本来もっていたはずの多彩な可能性が聴きとれるようになる。ピアノ愛好家、音楽史研究者、ピアニスト、必読の書。
「殺陣」という文化―チャンバラ時代劇映画を探る (中部大学学術叢書)
- 作者: 小川順子
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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人を斬る、その残酷な所作の美しさとは。映画の草創期から現代に至るまで、無数の観客が銀幕の上で繰り広げられるチャンバラ(殺陣)に酔いしれた。時代劇映画における殺陣の歴史から身体運用、そして日本文化研究の新たな展開へと広がる壮大な試み。
- 作者: 巖谷國士
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/04/01
- メディア: 大型本
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7つの展示室―マニエリスム、シュルレアリスム、江戸〜昭和の日本美術、人形、童画、写真、ポスター、オブジェ…澁澤龍彦が熱愛し称賛した古今東西の美術家の傑作・異色作310点を一挙掲載。