人を呼ぶ芸風のある人はうらやましい、と池田信夫さんのブログを見て思うのだった

 以下のところから。
はてなブックマーク - 池田信夫 blog はてなに集まるネットイナゴ

2007年06月11日 osamu0716 これはひどい イナゴです。こんにちはこんにちは!!

2007年06月11日 Marco11 ノイズ気にする奴は集中力が足りない。集中力の源は意志。意志というのは目的への執着に比例する。ようは、おっさん何を目的にブログ書いてんの?って話だよね。あ自著の宣伝ですか、テレビでいうとCMみたいなもんか

 以下のところへ。逆か。
池田信夫 blog はてなに集まるネットイナゴ

小倉秀夫氏も当ブログへのコメントで指摘しているように、こういうイナゴの及ぼす社会的コストは大きい。彼らに食いつかれるのを恐れて、専門家はブログで意見を表明しないし、普通のユーザー(特に女性)はSNSに逃げ込んでいる。はてなは、自分で自分の首を絞めているのだ。このままでは、小倉氏もいうように、悪貨が良貨を駆逐するだろう。成熟したWeb2.0のプラットフォームをめざすのなら、はてなはユーザーに一定の品位を求めるべきである。

 はてなブックマークのコメントは、字数が限られているので、どうしても煽り・煽られ的になりがちですが、まぁたいていの意見には賛否両論があるものです。ぼくもぼくの書いたエントリーにひどいコメントをつけられて半泣きになったことはしょっちゅうです。しかし、これだけ「ひどいコメントばかり」になったことはないし、こんなにブックマークされたこともないので、ある種うらやましいし同情します。
 やはり「上から目線」で物事を断定的に言う、という芸風がそれだけの人気を得ている秘訣でしょうか。ぼくはモノ書きではないので、そのやりかたでぼくもやったら成功できるかどうか、試してみることができないのが残念です。
 コメントはともかく、池田信夫さんのテキストに言及しているサイト(ブログ)は、参考になる意見が多かったのでした。
「池田信夫」を含む日記 - はてなダイアリー
北の大地から送る物欲日記 - ネガティブコメントやタグはスルーするに限る

はてなブックマークで、誹謗中傷に当たるようなタグやコメントをつけているブックマーカーが自分のエントリにブックマークをつけて誹謗中傷してきたときには、その人の過去のその他ブックマークを見るようにしている。そういうタグやコメントをつけるブックマーカーはたいてい他のブックマークでも同様に[死ね]、とか[これはひどい]などのタグやコメントをつけまくっていて、あぁ、そうやってストレス発散している人なんだな、と分かると、自分のエントリに付けられたその手のタグ・コメントもそれほど気にならなくなるのでオススメ。

あとはまぁ、こんなところなど。
真夜中は別の人 - 第二回 池田氏と小飼氏のIPv6論争

私にとってIPv6は、使おうと思えばいつでも使えるが、いつ使う気になるのか分からないといった存在だが、ことのついでにと少し検索していたら、こんなものが。
 
池田信夫 blog IPv6
404 Blog Not Found:IPv6は忘れた頃に普及する
 
あら。ちなみにこれは昨年の4月末のものである。もしかして年中行事?
 
なんでこうなるかというと、池田氏は基本的にIPv6関連に国の予算を投入することについて疑問視、というかはっきり反対されているからである。で、新年度が始まり何か動きがある→不要論を書く→小飼氏が反論する、という具合だ。このままだと季節の風物詩化する恐れがある。初夏の季語とか。

 これは「2007年大会」だったそうです。毎年恒例になると、それはそれで面白いですね。近い将来に決着がつきそうな論争なのが、かえって残念です。
 とりあえず、誰か特定個人を釣ろうと思って書いた記事に、想定外の数のイナゴくん/ちゃんたちが飛びついた、ということでしょうか。
 こちらのほうもメモしておきますが、沸点の低い話題のため、その話題力が一週間持続するかどうかは疑問です。
「池田信夫」を含む日記 - はてなダイアリー