『生き残る生物絶滅する生物』『買い被られた名作 『嵐が丘』『白痴』『復活』『トニオ・クレエゲル』『狭き門』』『『洋酒天国』とその時代』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年6月あたり)。

生き残る生物 絶滅する生物

生き残る生物 絶滅する生物

★『生き残る生物絶滅する生物』(泰中啓一/著 吉村仁/著/日本実業出版社/1,470円)【→amazon
タツムリの「右巻き」「左巻き」って何?なぜトンボは2匹くっついて飛ぶの?オスからメスになる魚がいる?怠け者の働きアリがいるわけは?生物の不思議な生き残り戦略を大紹介。 ★『買い被られた名作 『嵐が丘』『白痴』『復活』『トニオ・クレエゲル』『狭き門』』(岡田量一/著/彩流社/2,310円)【→amazon
文豪と呼ばれる作家や著名な批評家が勝れた作と評価してしまうと、誰もがその言葉を鵜呑みにして、その作品を過大に評価してしまう…。ちょっと疑って読んでみませんか?世界的名作の新たな読み方を平易に示す、もう一つの読書論。
『洋酒天国』とその時代

『洋酒天国』とその時代

★『『洋酒天国』とその時代』(小玉 武 著/筑摩書房/2,520円)【→amazon
開高健さんのコピー“「人間」らしくやりたいナ”は、我が社の経営の根底に流れる思想でもある。この書は、開高健さん、山口瞳さん等、異才を放った社員たちが創ったPR誌『洋酒天国』を軸に、高度経済成長に突入する直前の熱気に満ち溢れた時代の姿を描いた、極めて興味深い昭和史の1ページとなっている。