『東京の島』『正倉院の謎』『足尾銅山物語』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年7月あたり)。

東京の島 (光文社新書)

東京の島 (光文社新書)

★『東京の島』(斎藤潤/著/光文社/777円)【→amazon
太平洋戦争の激戦地であった島、日本で唯一の砂漠がある島、かけがえのない温泉の島、皇室とゆかりの深い島、極上の酒が眠る島、ホエールウォッチング発祥の島、日本で唯一の熱帯に属する島…。東京の島は伊豆諸島と小笠原諸島からなる。東京から約一〇〇〜二〇〇〇キロ南の太平洋上に大小三〇〇余りの島々が点在し、約三万人が暮らしている。近年、ダイビング、釣りといった海の楽しみだけでなく、日本有数の巨樹の森や高山植物、散策できる噴火口など、豊かな森や山も注目され始めている。「荒波の中にポツンとある島らしい島々」―四季折々、変化に富む表情を持つ東京の島々は、眠れる楽しみの宝庫であった。
正倉院の謎

正倉院の謎

★『正倉院の謎』(由水 常雄 著/魁星出版/3,780円)【→amazon
正倉院藤原仲麻呂のクーデターのための武器庫、宝物庫だった!あの名香「蘭奢待」は信長だけでなく、明治天皇にも切り取られていた!岩倉具視伊藤博文井上馨ら明治の元勲は「宝物」を私物化していた!?厳重に封印された正倉院から、なぜ「宝物」類は消亡、増減したのか?歴史の闇に隠された「宝物」の数奇な運命。
足尾銅山物語

足尾銅山物語

★『足尾銅山物語』(小野崎 敏 著/新樹社/1,995円)【→amazon
芥川龍之介が見た、漱石が書いた。日本の「鉱都」をめぐる29の物語。