『私の食物誌 改版』『この本、おもしろいよ!』『グアムと日本人 戦争を埋立てた楽園』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年7月あたり)。

私の食物誌 (中公文庫)

私の食物誌 (中公文庫)

★『私の食物誌 改版』(吉田 健一 著/中央公論新社/940円)【→amazon
金沢の蟹、明石の鯛、京都の筍、下関の雲丹、長崎の唐墨…。おいしい食物が眼の前にならんだ幸福と食卓の愉しさを満喫させる決定版食物誌。全国津々浦々にわたる美味求真の旅は、時に“西洋”を舌先で味わいあるいは酒飲みの心理にいたる…。食物の美や立食式にもこだわりをみせた、独自の文体に香りが漂う不朽の名著。
この本、おもしろいよ! (岩波ジュニア新書)

この本、おもしろいよ! (岩波ジュニア新書)

★『この本、おもしろいよ!』(岩波書店編集部 編/岩波書店/777円)【→amazon
各界で活躍している本好きのみなさんに、話題のベストセラーや人気沸騰中のライトノベル、長く読み継がれてきた古典的名作など、とっておきのお薦めの本を紹介していただきました。青春小説、恋愛小説、歴史小説、ファンタジーなどジャンルはさまざま、きっとあなたの心に響く本に出会えます。
グアムと日本人―戦争を埋立てた楽園 (岩波新書)

グアムと日本人―戦争を埋立てた楽園 (岩波新書)

★『グアムと日本人 戦争を埋立てた楽園』(山口 誠 著/岩波書店/777円)【→amazon
年間約一〇〇万もの日本人が訪れる米領グアム。その島が旧日本領で、かつて二万近い日本兵が命を落とした激戦地であった事実が、現在の観光者たちに意識されることは、少ない。いったい誰が、いつ、どうやって「日本人の楽園」を開発したのか。無個性なリゾートの地下に眠る、忘れられた記憶を掘り起こす。写真・図版多数掲載。