『知識無用の芸術鑑賞』『創造の狂気 ウォルト・ディズニー』『文学問答』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年8月あたり)。

知識無用の芸術鑑賞 (幻冬舎新書)

知識無用の芸術鑑賞 (幻冬舎新書)

★『知識無用の芸術鑑賞』(川崎昌平/著/幻冬舎/756円)【→amazon
「芸術がわからない」というのは大きな間違いです。芸術の見方に正解はありません。美術館や展覧会に足を運び、作品に触れて感じて考えれば、印象派後期印象派の違いがわからなくても「芸術がわかる」ようになります。ピカソゲルニカからデュシャンの泉まで、仏像から彫刻まで、狩野派の襖絵から街中のオブジェまで、古今東西58作品58通りの芸術鑑賞の方法を提示します。教科書が教えてくれない「アート」入門書。
創造の狂気 ウォルト・ディズニー

創造の狂気 ウォルト・ディズニー

★『創造の狂気 ウォルト・ディズニー』(ニール・ゲイブラー/著 中谷和男/訳/ダイヤモンド社/1,995円)【→amazon
ミッキー生みの親、実は「嫌なヤツ」?ディズニー社の全面協力を得ながら、同社の検閲を受けずに出版されたウォルト・ディズニー伝の決定版。過度に美化することも、過度に否定することもなく、その業績の偉大さと人間としての弱さを冷静に描いた書。2006年ロサンゼルスタイムス出版賞伝記部門大賞作品。
文学問答

文学問答

★『文学問答』(河野多惠子/著 山田詠美/著/文芸春秋/1,800円)【→amazon
小説の自由、創作の技術、男と女、アメリカという国、戦争、ニューヨークの魅力、サディズムマゾヒズム、いまは亡き偉大な作家たち、文壇、文学賞芥川賞選考会―およそ文学をめぐる話題のすみずみにまでわたってくり広げられた熱く真摯な対話を集成。 小説の“熱い自由”本当の戦争の話をしよう―ニューヨークと基地からマゾヒズムの心理と肉体文壇とは何か?文学賞とは何か? 芥川賞始め数々の選考委員を務めた二人の文学者が、私生活から選考の秘話までを明かす。貴重なる肉声がつまった究極の文学対談!