『江戸の大普請 徳川都市計画の詩学』『わたしたち消費 カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス』『手塚治虫の『新宝島』 その伝説と真実』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年11月あたり)。

江戸の大普請 徳川都市計画の詩学

江戸の大普請 徳川都市計画の詩学

★『江戸の大普請 徳川都市計画の詩学』(タイモン・スクリーチ/著 森下正昭/訳/講談社/1,890円)【→amazon
浅草に三十三間堂、品川に大仏、上野に清水寺があった…京に負けない「都」をつくりたいと願った徳川の夢と都市計画を読む。
わたしたち消費―カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス (幻冬舎新書)

わたしたち消費―カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス (幻冬舎新書)

★『わたしたち消費 カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス』(鈴木謙介/著 電通消費者研究センター/著/幻冬舎/756円)【→amazon
ラブandベリー、『赤い糸』、初音ミク…これらは異例のヒットを記録するゲームやケータイ小説、ソフトウェアの名前である。一般的知名度は低いが、小学生や女子高生、ネットユーザーなど一部の間で大流行している。なぜこうした局所的なカーニヴァルが近年ミリオンセラーを生み出すのか。「わたし」が欲しいものを追及した「わたしたち」がつながり、盛り上がり、生まれる「わたしたち消費」は、まさにウェブ時代の新ビジネスを拓く現象といえるのだ。
手塚治虫の「新宝島」その伝説と真実

手塚治虫の「新宝島」その伝説と真実

★『手塚治虫の『新宝島』 その伝説と真実』(野口文雄/著/小学館クリエイティブ/1,995円)【→amazon
戦後漫画の出発点『新宝島』の“核心”が新資料発掘により初めてベールを脱ぐ!手塚資料研究第一人者の著者が40年の研究成果のすべてを注いだ、注目の書。