『水になった村 ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語』『さらば、"近代民主主義" 政治概念のポスト近代革命』『八方の楽屋のぞきめがね』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年12月あたり)。

水になった村

水になった村

★『水になった村 ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語』(大西暢夫/著/情報センター出版局/1,680円)【→amazon
山菜採り、トチ餅作り、まむしの焼酎漬け、キハダの胃腸薬…。岐阜県揖斐郡徳山村、ダムの底に沈む廃村に舞い戻ってきた老人たちが教えてくれた変わらない山の生活の工夫と知恵、変わりゆく時代に寄り添った15年の記録。『僕の村の宝物』完全版。映画化で話題沸騰!感動のフォト・ノンフィクション。
さらば、“近代民主主義”

さらば、“近代民主主義”

★『さらば、"近代民主主義" 政治概念のポスト近代革命』(アントニオ・ネグリ/著 杉村昌昭/訳/作品社/2,520円)【→amazon
パリの「国際哲学コレージュ」における講義で、ネグリを待ち受けていたのは、「帝国主義の手先」「裏切り者」と糾弾する聴講生たちの声だった。ネグリの「EU憲法」支持表明によって、混乱は頂点に達する…。本書は、「怒れる聴衆」との激烈な議論を経て、ともに“新たなる民主主義”をめざすために、世界の変容に即した政治概念の再定義をめざしたものである。
八方の楽屋のぞきめがね

八方の楽屋のぞきめがね

★『八方の楽屋のぞきめがね』(月亭八方/著/ワニブックス/1,300円)【→amazon
芸人の常識は、世間の非常識!?昭和の芸人はこんなにスゴかった。上方芸人界きっての事情通が語る、仰天楽屋裏話。