『日本の60年代ロックのすべてCOMPLETE ロカビリー登場からGS革命まで』『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』『イタリアン・ホラーの密かな愉しみ 血ぬられたハッタリの美学』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年2月あたり)。

★『日本の60年代ロックのすべてCOMPLETE ロカビリー登場からGS革命まで』(黒沢進/著 Hotwax日本の映画とロックと歌謡曲/責任編集/ウルトラ・ヴァイヴ/3,360円)【→amazon
ロカビリー〜カヴァー・ポップス〜グループ・サウンズまで、日本ポップス・ロックの黎明期〜胎動期を資料とインタビューで完全に解説。4000枚以上のディスコグラフィと500点以上の写真を掲載。ロカビリー歌手、GSメンバー、作家など関係者28人の貴重なインタビュー。主要人物300人以上のアーチスト名鑑を掲載。
だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

★『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(都築響一/著/晶文社/1,995円)【→amazon
東京では出会えない個性派書店を求めて、人口2200人の山村から奄美大島、はてはタイ・バンコクにまで足をのばす。台湾の知られざるビジュアル・ブックの美しさに息を呑み、「今やらなければ間に合わない」と語る出版社主のことばに深くうなづく。「スキャナーのように」表面を完璧に写しとる写真家・篠山紀信や、「希有なジャーナリスト」でもあったデザイナー・堀内誠一ら、その時々に出会った人たちの仕事に心打たれる。気になる本と本屋を追いかけた、15年間170冊の書志貫徹。
イタリアン・ホラーの密かな愉しみ―血ぬられたハッタリの美学

イタリアン・ホラーの密かな愉しみ―血ぬられたハッタリの美学

★『イタリアン・ホラーの密かな愉しみ 血ぬられたハッタリの美学』(山崎圭司/編/フィルムアート社/2,100円)【→amazon
ゲテモノ上等!恐怖映画、一挙解凍。タランティーノやバートンが偏愛するB級ホラー映画のすべて!第3回中原昌也文学賞「研究・評論部門」受賞作。