『捏造の世界史 人はなぜ騙されるのか』『戦争の映画史 恐怖と快楽のフィルム学』『トポフィリア 人間と環境』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年4月あたり)。

捏造の世界史 (祥伝社黄金文庫)

捏造の世界史 (祥伝社黄金文庫)

★『捏造の世界史 人はなぜ騙されるのか』(奥菜秀次/著/祥伝社/700円)【→amazon
切り裂きジャックの日記を書いたのは誰か。ケネディ暗殺は、なぜ今も“実行犯”が現れるのか。世界一の大富豪の自伝を、その生存中に偽造した目的…歴史を捏造しようとした男たちの、あまりにも波乱に富んだ人生。
戦争の映画史 恐怖と快楽のフィルム学 (朝日選書 841)

戦争の映画史 恐怖と快楽のフィルム学 (朝日選書 841)

★『戦争の映画史 恐怖と快楽のフィルム学』(藤崎康/著/朝日新聞出版/1,260円)【→amazon
第一次世界大戦以来、映画は実際の戦争から多くのことを「学んだ」。空爆をおこなう爆撃機からの撮影、従軍カメラマンによる戦場撮影はその典型だ。そして、国家の側も撮影技術を軍事技術に転用し、プロパガンダ=宣伝戦の「武器」として映画を大いに利用してきた。PART1では、このような映画と戦争の「共犯関係」を歴史的に読み解いていく。一方で我々は、誰しも戦争を憎悪しながら、「戦争映画」を見ることの快楽も知ってしまった。PART2では、スティーブン・スピルバーグの『宇宙戦争』をはじめ、数々の「戦争映画」を詳細に分析し、その“面白さ”を再発見していく。映画論と戦争論を大胆にクロスさせたスリリングな試み。
トポフィリア―人間と環境 (ちくま学芸文庫)

トポフィリア―人間と環境 (ちくま学芸文庫)

★『トポフィリア 人間と環境』(イーフー・トゥアン/著 小野有五/訳 阿部一/訳/筑摩書房/1,575円)【→amazon
人間はなぜ眺望に魅了されるのか。なぜ故郷に愛着をもつのか。トポフィリア―“場所愛”。環境と人間との情緒的なつながりを表すこの画期的な概念を、人間主義地理学者トゥアンは本書で提唱した。ダ・ヴィンチの渓谷描写からロサンゼルスの高速道路まで、古今東西の具体例をあげて、人間の環境に対する認識・態度・価値観をくまなく探究し、理想の場所をもとめてやまない人間の営為を、まったく新しい視点から読みなおす。建築・都市計画・自然・環境論に関心をもつすべての人々にとって必読の基本図書、待望の文庫化。


読みたいビジネス系。
『2時間でまるわかり!世界の情勢地図 何が起きてる?これからどうなる?』(ワールド・リサーチ・ネット/編/青春出版社/570円)
『日経1年生! 経済記事って、本当は身近で面白い』(長谷部瞳と「日経1年生!」製作委員会/著 長谷部瞳と「日経1年生!」製作委員会/著/祥伝社/600円)
『日本テクノの挑戦 電力トータルソリューションカンパニー』(鶴蒔靖夫/著/IN通信社/1,890円)
『脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める』(築山節/著/日本放送出版協会/735円)
『ダメ部下・アホ上司の使い方』(樋口裕一/[著]/角川書店/720円)
『中国で成功するマーケティング』(大橋直子/著 小山諭/著 博報堂中国マーケティング研究プロジェクト/著/日本経済新聞出版社/2,625円)
『石油がわかれば世界が読める』(瀬川幸一/編/朝日新聞出版/756円)
『毒菜襲来 中国産野菜の真実』(滝井宏臣/著/文芸春秋/600円)
『デキる人は説明力をこう磨く』(日本語力向上会議/[編]/角川学芸出版/720円)
『デキる人は皆やっている一流の時間術』(小松俊明/著/明日香出版社/1,575円)
『手にとるようにマーチャンダイジングがわかる本 どんな商品をどのように販売するか!?』(木下安司/著/かんき出版/1,575円)
『昭和三十年代主義 もう成長しない日本』(浅羽 通明 著/幻冬舎/1,680円)
『受託開発の極意 変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法』(岡島幸男/著/技術評論社/1,554円)
『10年先を読む長期投資』(澤上 篤人 著/朝日新聞出版/735円)
『愛国経済 中国の全球化』(吉岡桂子/著/朝日新聞出版/1,470円)
『現代社会の消費とマーケティング』(塩田静雄/編著/税務経理協会/3,465円)