お前ら本当はチベットの人権なんてどうでもよくて、単に中国・中国人が嫌いなだけだろ

 見出しは演出です。
 こんな「報道」もあったわけですが。
聖火の長野に現れた醜い「ニセモノ」 - OhmyNews:オーマイニュース

(前略)
 スタート地点にいたチベット側支援者たちは、中国人に向かって「帰れ!」「虐殺糾弾!」など、強い調子で非難の言葉を吐いていた。「帰れ」という言葉が、ここでの小競り合いの原因にもなっている。しかし、これまでオーマイニュースでリポートされてきたチベット人のデモなどには、これほどの攻撃性が感じられなかった。ただひたすら「フリーチベット」とコールしているだけで、中国への非難や恨みをモチベーションに活動しているといった印象をまったく受けなかった。
 これまでチベット問題を直接取材している橋爪記者に尋ねると、やはり「これまでのチベット支援者の印象とは違う」という。橋爪記者を通じて、SFT日本(Students for Free TIBET Japan)のドルツェ代表ら在日チベット人をサポートしていた高橋明美さんらに、その点を尋ねてもらった。
(後略)

 ブログではこんな意見も。
LITTLE BOYS 嫌中厨

北京でのコンサート中に「チベットチベット!」と叫んだビヨークならともかく
日本のネット上でチベットチベット言ってる連中って、
どうせ普段はチベットの人権なんて考えたことも興味もないくせに
この騒ぎに便乗して中国人の悪口を言いたいだけの嫌中厨でしょ。
ちなみにダライ・ラマは、あのシー・シェパードの支持者なんだけどなw
アハハ。

 長野の聖火騒ぎに感じた「違和感」がそこらへんにありそうな気がした。
 結局ネット右翼を含む右翼の活躍の場、みたいに見えてしまう(印象操作がされてしまう)のがどうにもこうにも。
 まぁ中国人もオリンピックとか聖火とかはどうでもよくて、単に自分の国の話をしたい人ばかりのような気はしましたが。
『聖火による市中引廻の刑』〜晒されているのは中国という国家の特異性 - 木走日記
 最新のニュースではこんなのが。
時事ドットコム:ラサ暴動で現地当局の対応批判=中国高官が異例の発言−香港紙

2008/04/26-16:30 ラサ暴動で現地当局の対応批判=中国高官が異例の発言−香港紙
 
 【香港26日時事】26日付の香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、チベット族が多い中国青海省の政治諮問機関・人民政治協商会議(政協)のバイマ主席(閣僚級)はこのほど、同紙のインタビューに応じ、隣接するチベット自治区のラサで3月に起きた暴動について、現地当局の対応の遅れを批判した。
 中国高官が他の地方・部門を公然と批判するのは異例。共産党政権内部で、チベット族の騒乱が拡大して国際的非難を招いたことに関し、チベット自治区当局の責任を問う声が出ている可能性がある。

 これは「もっと厳しくやらなくてはいけなかった」という意味なのか。
 元記事は多分以下のどこかにある(見つけた人は教えてください)。
SCMP.com - the online edition of South China Morning Post, Hong Kong's premier English-language newspaper