『フルメタル・パニック』(無印)----なんか普通にすごく面白いんですけど

 ということで、ダラダラと、人に見といたほうがいいと言われているアニメを、西部劇の合間に見ることにした。
 で、最初にこれを見たわけですが、
フルメタル・パニック! - Wikipedia

フルメタル・パニック!』は、富士見ファンタジア文庫から刊行されている賀東招二ライトノベル。また、これを原作とする漫画、アニメ作品である。

ある軍事組織の傭兵である主人公が、1人の少女の護衛任務を受けて日本の高校に潜入してくるところから話ははじまる。ヒロインの秘密を巡る組織間のアクションを書いた「長編」、学園生活の中で主人公が引き起こすドタバタを書いた「短編」、メインストーリーを補完するようなエピソードを収めた「サイドアームズ」の3つのシリーズに分かれている。

 ウィキペディアで設定に関する知識を補完しておく。絶品
 なんか面白い、ていうか、これ、普通にすごくよく出来てると思うのですが。
 なぜぼくの耳には届くのがこんなに遅くなってしまったのか。世間的な評価はどうなのか皆目不明なんですが、ぼく基準では今まで見た一番面白かったアニメ『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』に相当するぐらいの面白さ。
ルパン三世 ルパンVS複製人間 - Wikipedia
 すみません例が古くって。アニメ版『時をかける少女』よりほんの少し上の面白さだった、と言えばいいですか。
 ロボット同士のアクション・シーンは、ちょっとアニメ製作者的な立場の人間なら絵コンテで研究したいぐらいのすばらしさ。キャラの魅力は原作に依拠している部分が大きいんだろうけど、特に悪役キャラのガウルンがちょうカッコいい。
 設定その他が軍事オタクを向きすぎているせいか(11人の美少女とか、無口で無表情な美少女とかは出てこない。一応入浴シーンのある女性キャラは3人いるんですが)、放映がWOWWOWだったせいか、原作が富士見書房だったせいか、まぁその他いろいろな理由が考えられるんですが、あんなアニメやこんなアニメ(具体名はちょっと出せない)を褒めてる、声の大きい人は、これもしっかり褒めて欲しかった。
 ということで、あんまりアニメにくわしくないぼくが褒めて、どれだけの効果があるかは分からないのですけど、まぁとりあえず人におすすめできるアニメであることは確かです。ていうか見ろ*1
 原作も読まなくちゃ、だなぁ。
 

*1:とか書くとブクマコメントで「何をいまさら」とか言われそうですが。