『内儀(かみ)さんだけはしくじるな 目白・柏木・黒門町』『阿片王 満州の夜と霧』『最強師団の宿命』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年7月あたり)。

目白・柏木・黒門町 内儀さんだけはしくじるな

目白・柏木・黒門町 内儀さんだけはしくじるな

★『内儀(かみ)さんだけはしくじるな 目白・柏木・黒門町』(古今亭八朝/編 岡本和明/編/文芸春秋/1,800円)【→amazon
師匠をしくじれば破門、内儀さんをしくじれば破滅。抱腹絶倒、初告白。
阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)

阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)

★『阿片王 満州の夜と霧』(佐野真一/著/新潮社/820円)【→amazon
アヘンを制するものは支那を制す。中国人民の尊厳と国力を奪うアヘン密売の総元締めとして、満州における莫大な闇利権を一手に差配し、関東軍から国民党までの信を得た怪傑・里見甫。時代の狂気そのままの暴走を重ね、「阿片王」の名をほしいままにしたその生涯を克明に掘り起こし、「王道楽土」の最深部にうごめく闇紳士たちの欲望劇のなかに描き出す構想十年、著者の最高傑作。★『最強師団の宿命』(保阪正康/著/毎日新聞社/1,470円)【→amazon
二〇三高地ノモンハンガダルカナル、アッツ・キスカ…精鋭ゆえに常に最激戦地に投入された旭川第七師団の奮戦をモデルケースに、軍中央の場当たりな作戦指導、情報・補給の軽視、指導部と現場の齟齬など昭和陸軍の“失敗の本質”、日本型組織の致命的欠陥を具体例で検証。

読みたい本・次点。
『完全復刻妖怪馬鹿』(京極夏彦/著 多田克己/著 村上健司/著/新潮社/660円)
『GRAPHIC現代の洋画 20』(/マリア書房/9,975円)
『写真で見る激戦!!太平洋戦争 帝国海軍カク戦ヘリ』(斎藤充功/監修 大東亜戦争研究会/編・著/笠倉出版社/500円)
『女装少年コレクション ゲーム編』(/一迅社/1,890円)
『神こそわが王 精神史としてのバッハ』(丸山桂介/著/春秋社/4,200円)
『悪夢のIT業界ジョーク集』(世界ITジョーク研究会/著/中経出版/560円)
『キルトをはいた外交官 笑いは世界をめぐる』(大塚清一郎/著/ランダムハウス講談社/1,680円)
『陸羯南 政治認識と対外論』(朴羊信/著/岩波書店/7,980円)
『現代語で読む「江戸怪談」傑作選』(堤邦彦/[著]/祥伝社/809円)
『鉱物図鑑 美しい石のサイエンス』(青木正博/著/誠文堂新光社/2,940円)
『12人のデザイン創造プロセス creators box』(石原義久/編/毎日コミュニケーションズ/2,940円)
『酒にまじわれば』(なぎら健壱/著/文芸春秋/1,450円)
『白神山地』(/東京地図出版/1,575円)
『教科書には出てこない江戸時代 将軍・武士たちの実像』(山本博文/著/東京書籍/1,680円)
『協力ゲーム理論』(中山幹夫/著 船木由喜彦/著 武藤滋夫/著/勁草書房/2,940円)