『レンブラント、フェルメールの時代の女性たち 女性像から読み解くオランダ風俗画の魅力』『ふたりの豊八 安曇野の宮大工 大隅流と立川流その作品と系譜』『深夜放送がボクらの先生だった』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年8月あたり)。

★『レンブラントフェルメールの時代の女性たち 女性像から読み解くオランダ風俗画の魅力』(尾崎彰宏/著/小学館/3,990円)【→amazon
家庭を基盤とした市民社会、資源のない狭い国土、通商国家としての比類なき繁栄、高齢化社会、家父長制の下での女性の社会進出などを背景に成立した17世紀オランダ風俗画。そこに描かれた、手紙、箒、鍵、地図、靴、縫い物、頬杖、居眠り、そして聖女でも悪女でもない「ふつうの女性」たちは、何を語るのか。日常のありふれた場景に隠された、奥深い意味をさぐる。
安曇野の宮大工 ふたりの豊八―大隅流と立川流 その作品と系譜

安曇野の宮大工 ふたりの豊八―大隅流と立川流 その作品と系譜

★『ふたりの豊八 安曇野の宮大工 大隅流と立川流その作品と系譜』(宮下一男/著/ほおずき書籍/1,575円)【→amazon
江戸時代、信州安曇野にふたりの豊八は存在したのか!?大隅流と立川流二つの建築流派を習得し、数々の優れた作品を後世に残した豊八なる人物にスポットをあて、宮大工の業績を検証する。
深夜放送がボクらの先生だった

深夜放送がボクらの先生だった

★『深夜放送がボクらの先生だった』(村野まさよし/著/有楽出版社/1,680円)【→amazon
’60年代末〜70年代、若者のココロをとらえた深夜放送。初代「オールナイトニッポン」の“ご常連”だった著者が、35年の歳月を経て当時の人気パーソナリティに改めて取材。超人気番組の知られざる舞台裏、番組秘話を一挙公開する。幻のLPレコード「オールナイトニッポン」の復刻CD付き。

読みたい本・次点。
『映画の瞬き 映像編集という仕事』(ウォルター・マーチ/著 吉田俊太郎/訳/フィルムアート社/1,785円)
『ローマ美術研究序説』(オットー・ブレンデル/著 辻成史/監訳 川上幸子/訳 中村るい/訳/三元社/3,150円)
『花のお江戸で 元木っ端役人の泣き笑い』(赤池三男/著/ストーク/1,500円)
『文禄・慶長の役の戦跡〈倭城〉』(斉藤政秋/文と写真/ごま書房/1,050円)
『へんな判決』(のり・たまみ/著/ポプラ社/900円)
『昔のミセス』(金井美恵子/著/幻戯書房/1,995円)
『魔法のラーメン発明物語』(安藤百福/著/日本経済新聞出版社/730円)
『鉄子の旅写真日記』(矢野直美/著/阪急コミュニケーションズ/1,575円)
『伝説探偵団 増殖する恐怖の都市伝説』(ラジオ関西/著 相馬和彦/著/バジリコ/1,260円)
『ドストエフスキイと日本人 上』(松本健一/著/第三文明社/840円)
『ドストエフスキイと日本人 下』(松本健一/著/第三文明社/840円)
『白洲次郎のダンディズム なぜ男らしくありえたのか』(馬場啓一/著/ぶんか社/570円)
『告白 ある文明史家の精神遍歴』(入江隆則/著/洋泉社/2,835円)
『教科書検定 沖縄戦「集団自決」問題から考える』(石山久男/著/岩波書店/504円)
『「戦国武将」がよくわかる本』(レッカ社/編著/PHP研究所/680円)
『戦国武将最期の瞬間! 174人の男の"散り様"がもの語る友情と裏切り、真実の歴史!』(別冊宝島編集部/編/宝島社/480円)
『第二次世界大戦「幻の秘密兵器」大事典 極秘生産されて勝敗を決めた新兵器から、悲運の試作兵器まで』(戦記兵器調査会/編/広済堂出版/500円)
『大名屋敷と江戸遺跡』(宮崎勝美/著/山川出版社/840円)
『団塊の世代「黄金の十年」が始まる』(堺屋太一/著/文芸春秋/600円)
『日本海軍運命を分けた20の決戦』(太平洋戦争研究会/著/PHP研究所/700円)
『佐伯泰英!』(佐伯泰英/[著] 宝島社出版部/編/宝島社/500円)
『回天の群像』(宮本雅史/著/角川学芸出版/1,680円)
『危険な世界史』(中野京子/著/角川書店/1,575円)
『英雄なき島 硫黄島戦生き残り元海軍中尉の証言』([大曲覚/述] 久山忍/著/産経新聞出版/1,680円)