『アーチャー 名射手の伝説と弓矢の歴史』『男よりテレビ、女よりテレビ』『映画20世紀館』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年9月あたり)。

アーチャー 名射手の伝説と弓矢の歴史 (Truth in Fantasy 80)

アーチャー 名射手の伝説と弓矢の歴史 (Truth in Fantasy 80)

★『アーチャー 名射手の伝説と弓矢の歴史』(森村宗冬/著/新紀元社/1,890円)【→amazon
主人公のほとんどが、剣士もしくは魔法使いであるファンタジー世界において、弓を主武器とする「アーチャー」は、地味な役回りを与えられていることが少なくない。しかし、史実における弓は、銃火器が登場するまであらゆる武器を凌駕する戦闘力を持ち、さらにその優秀な使い手は、戦局を左右する重要な存在だった。本書では、弓の名手のエピソードだけでなく、弓という武器と人類の歴史の結びつきまでを紹介していく。
男よりテレビ、女よりテレビ

男よりテレビ、女よりテレビ

★『男よりテレビ、女よりテレビ』(小倉千加子/著/朝日新聞出版/1,680円)【→amazon
テレビを熟読すれば、日本社会がわかります。「篤姫」は「あんみつ姫」なのか「渡る世間は鬼ばかり」の長寿の秘密とは?みのもんたエド・はるみ藤原紀香浅田真央東国原知事島田紳助の正体を、芸達者な心理学者がよみとく絶妙エッセイ。
映画20世紀館

映画20世紀館

★『映画20世紀館』(橋本勝/絵と文/花伝社/1,785円)【→amazon
一九世紀の末に生まれ、二十世紀に大きく成長して大衆芸術の王様となったのが映画です。映画は時代とともに、時代は映画とともに…そこで二十世紀という時代を映画で振り返ってみようとしたのがこの本です。その年にはどんな出来事、事件があったのか?そうした出来事を切り取った数々の秀作、話題作、問題作から一本を選んで二十世紀の一〇〇年を、一〇〇本の映画で描いてみました。そして新世紀となった二一世紀についても、ちょっぴり付け加えてみました。さあ、映画20世紀館の開館です。

読みたい本・次点。
『機動戦士ガンダムの常識 ガンダムを"通常の3倍"楽しむために知っておきたい常識 続・一年戦争編』(オフィスJ.B/編集/双葉社/500円)
『アメリカ大陸コメ物語 コメ食で知る日系移民開拓史』(松本紘宇/著/明石書店/2,625円)
『ウィキペディアで何が起こっているのか 変わり始めるソーシャルメディア信仰』(山本まさき/共著 古田雄介/共著 オーム社開発局/企画編集/オーム社/1,890円)
『ザギンでシースー』(鼠先輩/著/朝日新聞出版/1,260円)
『世界ウルルン滞在記』(「世界ウルルン滞在記」制作スタッフ/編/ポプラ社/1,418円)
『セーヌの川辺』(池沢夏樹/著/集英社/1,890円)
『イラスト西洋哲学史 上』(小阪修平/著 ひさうちみちお/画/宝島社/540円)
『イラスト西洋哲学史 下』(小阪修平/著 ひさうちみちお/画/宝島社/610円)
『美術館は生まれ変わる 21世紀の現代美術館』(太田泰人/編著 水沢勉/編著 渡辺真理/編著 松岡智子/編著/鹿島出版会/2,940円)
『宮大工棟梁・西岡常一「口伝」の重み』(西岡常一/著 西岡常一棟梁の遺徳を語り継ぐ会/監修/日本経済新聞出版社/730円)
『フランスの大学生』(遠藤周作/著/ぶんか社/580円)
『文壇ゴルフ覚え書』(三好徹/著/集英社/1,995円)
『幕末藩主の通知表 八幡和郎が幕末の藩主・志士たち178人を徹底検証!』(八幡和郎/監修/宝島社/500円)
『毒薬 世間を脅かす毒薬の本質をわかりやすい絵で一発解説!』(田中真知/著/ぶんか社/690円)