『日本のテロリスト』『漱石と寅彦 落椿の師弟』『昭和天皇三十二の佳話 天気予報と空襲警報下の四方拝』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年9月あたり)。

日本のテロリスト (宝島SUGOI文庫)

日本のテロリスト (宝島SUGOI文庫)

★『日本のテロリスト』(室伏哲郎/著/宝島社/490円)【→amazon
明治はテロから始まったといっても過言ではない。明治の元勲たちの多くもテロで倒れている。そして、現代もテロは続いている。明治から現代まで、様々な時代の裏面を体現したテロリストたち。ほとんどは非業の死を迎え、そして、テロにあった者も志半ばで死んでいった。一体彼らは何に駆り立てられ、何に憤慨し、なぜテロに走ったのか。室伏哲郎が明らかにする“日本テロ史”の決定版が、完全リニューアルで復刊。
漱石と寅彦

漱石と寅彦

★『漱石と寅彦 落椿の師弟』(志村史夫/著/牧野出版/2,100円)【→amazon
“文”と“理”―二つの世界の融合を追究し、醸成させた、文学者・夏目漱石と物理学者・寺田寅彦。そのふたりに、知のあり方、教育のあり方、師弟のあり方を探る。
昭和天皇 三十二の佳話 (じっぴコンパクト)

昭和天皇 三十二の佳話 (じっぴコンパクト)

★『昭和天皇三十二の佳話 天気予報と空襲警報下の四方拝』(加瀬英明/著/実業之日本社/800円)【→amazon
不器用ながらも誠実なお人柄で、深く愛した国民とともに、激動の「昭和」を築かれた裕仁天皇伊藤博文歓喜させたご幼少時の逸話、64年間の在位に大きな影響を与えた乃木大将の教えと皇太子時代のご訪欧、そして戦中戦後の感動の秘話など―皇族、歴代侍従長、侍従武官、侍医から各国要人まで、数多くのインタビューを行った著者が活写する。

読みたい本・次点。
『黒船以前-パックス・トクガワーナの時代』(中村 彰彦 著 山内 昌之 著/中央公論新社/880円)
『号外でわかる日本近代史 厳選100枚で振り返る激動の130年 西郷隆盛自決から安倍首相突然の辞任まで』(羽島知之/監修 ベストブック編集部/編著/ベストブック/1,995円)
『最後の関東軍 新装版』(佐藤 和正 著/光人社/770円)
『明清と李朝の時代 世界の歴史 12』(岸本 美緒 著 宮嶋 博史 著/中央公論新社/1,700円)
『桃太郎はニートだった! 日本昔話は人生の』(石井 正己/講談社/840円)
『理性は泣いている 日本的リベラル思想の提言』(赤堀芳和/著/講談社出版サービスセンター/630円)
『プロ野球記者会にいると絶対書けない話』(秋津弘貴/著/リベラルタイム出版社/840円)
『20〜はたちの頃』(J-WAVE 編/ヴィレッジブッ/1,470円)
『嗚呼極寒の地シベリアに戦友が眠る』(松嶋英雄/著/デジプロ/1,470円)
『阿部謹也 最初の授業・最後の授業』(阿部謹也追悼集刊行の/日本エディターズ/2,520円)
『ぼくの比島戦記』(山田 正巳 著/光人社/820円)
『水と夢 物質的想像力試論』(ガストン・バシュラール/著 及川馥/訳/法政大学出版局/4,410円)
『獨斷的な、餘りに獨斷的な』(福田 恆存 著/麗澤大学出版会/2,940円)
『日本を創った偉人たち366日-あの日、何』(楠木 誠一郎/講談社/800円)
『ジョン・コルトレーン 私は聖者になりたい』(ベン・ラトリフ/著 川嶋文丸/訳/ブルース・インターアクションズ/2,500円)
『《図説》江戸おもしろ雑学知識 これを知れば歴史はこんなに面白くなる』(稲垣史生/著/三笠書房/620円)
『自負と偏見のイギリス文化 J・オースティンの世界』(新井潤美/著/岩波書店/735円)
『ご隠居の底力』(シニアジョブ/著/徳間書店/1,000円)
『海をひらく 知られざる掃海部隊』(桜林美佐/著/並木書房/1,995円)