『北朝鮮の不思議な人民生活』『いま恐竜が生きていたら』『幻影シネマ館』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。

北朝鮮の不思議な人民生活 (宝島SUGOI文庫 A へ 1-78)

北朝鮮の不思議な人民生活 (宝島SUGOI文庫 A へ 1-78)

★『北朝鮮の不思議な人民生活』(別冊宝島編集部編/宝島社/562円)【→amazon
北朝鮮の人民は、テレビ等マスコミで報道されているように、皆ロボットのように独裁者の命令に従って生活しているわけではない。当然、北朝鮮社会にも建前と本音は存在する。体制に従うフリをして昼間から酒を飲んでいる人もいれば、マスゲームでナンパをしている学生もいるのだ。また、闇市もあれば、売春婦やチンピラもいる。本書はそんな伝えられない庶民の生活にスポットを当てる。
いま、恐竜が生きていたら

いま、恐竜が生きていたら

★『いま恐竜が生きていたら』(ドゥーガル・ディクソン/ランダムハウス講談社/1,800円)【→amazon
いま恐竜が生きていたら、この世界はどうなるのだろう?わたしたちは史上最大の生物といっしょに地球にすめるのだろうか―動物園で飼育できる?恐竜を食用にしたらどうなる?恐竜を番犬ならぬ、番恐竜にできる?何を食べるの?どこが住みやすいの?その答えを探るべく、陸と海と空とをめぐる壮大な冒険をしてみよう。
幻影シネマ館

幻影シネマ館

★『幻影シネマ館』(佐々木譲/マガジンハウス/1,500円)【→amazon
36本の幻の映画を、そのストーリーはもちろんスタッフ・キャストの魅力までをも縦横に論じた衝撃の書。「椿三十郎」と「総長賭博」のハリウッド版リメイクから若きケビン・コスナーの主演作、ハリソン・フォードの傑作ハードボイルド、そしてポランスキーの幻の傑作、さらにはエロティシズムあふれるケン・ラッセルの問題作まで、観たことも聞いたこともない映画が36本。各映画に宇野亜喜良の素晴らしい挿絵を付す。思わず溜め息が出る空想映画館。

読みたい本・次点。
『大相撲タブー事件史』(別冊宝島編集部編/宝島社/533円)
『ビジネス裏世界』(別冊宝島編集部編/宝島社/562円)
『「パクリ・盗作」スキャンダル事件史』(別冊宝島編集部編/宝島社/533円)
『時代がわかる!年代別「戦国合戦史」』(吉田龍司著;別冊宝島編集部編/宝島社/562円)
『80年代ガキ大全』(G.B.編/宝島社/562円)
『サミュエル・ベケット証言録』(エリザベス編・ノウルソン/白水社/6,000円)
『美術史家 地球を行く』(木村重信/ランダムハウス講談社/2,000円)
『災害と江戸時代』(江戸遺跡研究会編/吉川弘文館/5,600円)
『吉屋信子―黒薔薇の處女たちのために紡いだ夢』(/河出書房新社/1,500円)
『映画はこうしてつくられる』(伊藤孝一;公野勉;小林義寛編/風塵社/2,800円)
『絶頂美術館―名画に描かれた愛と情熱のクライマックス』(西岡文彦/マガジンハウス/1,600円)
『戦中戦後 詩的時代の証言―1935‐1955』(平林敏彦/思潮社/3,800円)
『数字の比較でわかるトンデモ日本』(「日本の数学」研究会/主婦の友インフォス情報社;主婦の友社〔発売〕/780円)
『COOL JAPAN―発掘!かっこいいニッポン』(NHK『COOL JAPAN』取材班編/ランダムハウス講談社/1,200円)
『巨人軍は非情か』(清武英利/新潮社/1,400円)
『幕末史』(半藤一利/新潮社/1,800円)