『サザエさんパンダを見に行く―サザエさんをさがして〈その4〉』『芥川賞を取らなかった名作たち』『格好よかった昭和―東京オールウェイズ60's』

本日の読みたい本・おすすめ版(2009年1月あたり)。

サザエさん パンダを見に行く サザエさんをさがして その4

サザエさん パンダを見に行く サザエさんをさがして その4

★『サザエさんパンダを見に行く―サザエさんをさがして〈その4〉』(朝日新聞be編集グループ編/朝日新聞出版/1,300円)【→amazon
植木等、フラフープ、ゲバゲバ90分、リヤカー。懐かしい、昭和のあのときが甦る。
芥川賞を取らなかった名作たち (朝日新書)

芥川賞を取らなかった名作たち (朝日新書)

★『芥川賞を取らなかった名作たち』(佐伯一麦/朝日新聞出版/780円)【→amazon
第一回芥川賞選評で、「生活の乱れ」を指摘された太宰治。受賞の連絡を受け、到着した会場で落選を知らされた吉村昭。実名モデル小説を「興味本位で不純」と評された萩原葉子…。「私小説を生きる作家」として良質な文学を世に問い続ける著者が、芥川賞を逃した名作について、その魅力を解き明かす。★『格好よかった昭和―東京オールウェイズ60's』(松本卓/アスキー・メディアワークス;角川グループパブリッシング〔発売〕/752円)【→amazon
高度成長という時代の風に背中を押されながら、日本のファッションの黎明期を支えた三人の男。アイビーブームを巻き起こした石津謙介。日本人デザイナーが世界で通用することを証明した高田賢三。それに先駆けパリに挑んだ中村乃武夫。彼らの足跡を通じて、日本がもっとも元気だった昭和の風景を活写する。

読みたい本・次点。
『皇帝たちの中国史―連鎖する「大一統」』(稲畑耕一郎/中央公論新社/1,800円)
『大恐慌を駆け抜けた男 高橋是清』(松元崇/中央公論新社/1,800円)
『レジェンド 伝説の男 白洲次郎』(北康利/朝日新聞出版/1,600円)
『歴代陸軍大将全覧 明治篇』(半藤一利;横山恵一;秦郁彦;原剛/中央公論新社/1,100円)
『大江戸とんでも法律集』(笛吹明生/中央公論新社/760円)
『誰も知らない語源の話』(増井金典/ベストセラーズ/781円)
『戦国忍者は歴史をどう動かしたのか?』(清水昇/ベストセラーズ/743円)
『東アジアの文芸共和国―通信使・北学派・蒹葭堂』(高橋博巳/新典社/800円)
『ドイルとホームズを「探偵」する』(河村幹夫/日本経済新聞出版社/850円)
『これだけは読んでおきたい名作時代小説100選』(杉江松恋編/アスキー・メディアワークス;角川グループパブリッシング〔発売〕/1,000円)
『ビゴーが見た明治職業事情』(清水勲/講談社/960円)
『殿様と鼠小僧―松浦静山『甲子夜話』の世界』(氏家幹人/講談社/1,050円)
『東北学/忘れられた東北』(赤坂憲雄/講談社/1,050円)
『増補 洛中洛外の群像―失われた中世京都へ』(瀬田勝哉/平凡社/1,700円)
『司馬遼太郎と城を歩く』(司馬遼太郎/光文社/667円)
『パームサンデー―自伝的コラージュ』(ヴォネガット、カート/早川書房/980円)
『古地図で歩く香川の歴史―さぬきで息ぬき 高松城下に遊び、二十四の瞳の世界をさまよう』(井上正夫/同成社/2,200円)
『「君臣和睦」を貫いた楠木正儀の生涯』(小池明/(会津若松)歴史春秋出版/1,800円)
『分析家の前意識―諸学派65人のインタビューによる研究』(ハミルトン,V.原著/岩崎学術出版社/5,000円)
『立原道造への旅―夢はそのさきにはもうゆかない』(田代俊一郎文;井手高太郎写真/(福岡)書肆侃侃房/1,500円)
『大阪の近代建築と企業文化』(大阪府立文化情報センター;新なにわ塾叢書企画委員会編/(大阪)ブレーンセンター/1,800円)
『誰も書けなかった石原慎太郎』(佐野眞一/講談社/943円)
『ル・オタク―フランスおたく物語』(清谷信一/講談社/476円)
『アフリカにょろり旅』(青山潤/講談社/600円)