『サマーウォーズ』----なんかポケモンみたいな話だった

(追記)
 ていうか、『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』と同じみたいな話だった。
(さらに追記)
 一晩寝て考えたら、わざと同じ話にしているように思えてきた。小学生のときにデジモン見てた子が、今は高校生〜大学生ぐらいか。
 
 もう、公開初日の1回目に、ドキドキしながら見に行ってきたよ。
 公式サイトはこちら。
映画「サマーウォーズ」公式サイト
 ネットで冒頭の5分間、ヴァーチャル・ワールド「OZ」の世界・世界説明が楽しめる(期間限定?)。youtubeなんでリンク張っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=JwqMNjRlqfA

サマーウォーズ|ニュース
 ↑しかしこのページのヘッダーはひどいな。これでは高校生の男女が田舎で恋愛体験するみたいな話にしか見えない。
 話の内容は、草食系男子(名前はシンジくんじゃなくてケンジくん)が普通の女子に誘われて(バイト)、田舎の大家族に出会い、ワルモノに乗っ取られたヴァーチャル空間を、格闘技・ハッキング・超計算・コイコイという各人の得意技を使って、業務用コンピュータ・自衛隊の装備・漁船などのサポートを受けながら、元の平和な空間に戻す、というような感じ。特技や各キャラのシナリオ的展開が、あからさまにハリウッド的で(世界展開狙ってる?)、「イイモノが苦労しながら最後はワルイモノに勝つ」というエンディングも見えているので、お子様でも十分楽しめると思う。ていうかこの話、大きなお友達向きじゃないですな。見ている間は楽しめても、2回・3回と見たがるような圧倒的なモノガタリがあるわけじゃない。でも、ワルモノとの大勝負の演出は、ある種少年漫画の王道なので、これは見たかったものを見せてくれるアニメだということがわかります。宣伝のかけ具合も含めて完全にメジャー狙いなので、あえて見て欲しい、と大声では言いませんが、多分この夏に劇場で見ないと後悔する気分になるような映画(『時をかける少女』と同じ)かも知れず。
 田舎に帰ったお子様が、することないので映画館に行ったとしても、ポケモンの映画と同じぐらいに楽しめるはず。宮崎アニメの歴史とシンクロさせると『魔女の宅急便』ぐらいの位置づけ。
 あと、個人的にはひょっとしたら、これ、ブルーレイでしか発売されない最初の映画になるかもね、と思った。DVDだとこの画質が再現されるかどうかわからない。
 主人公の名前は小磯健二、ヒロインは篠原夏希、エヴァの加治さんみたいな人は陣内侘助、格闘技チャンピオンは池沢佳主馬。見終わってキャラの名前をすっかり忘れてしまうのには弱った。ので、私的メモとして残しておきます。