軍事知識と歴史学者

 最近の世界史板@2ちゃんねるの100越えスレッド。秀>優>良>並>駄、というのが目安です。
 元スレッド。
軍事知識と歴史学者
 やや深みに欠ける良。

1 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 08:16:22 0
戦史の分析するには軍事知識は不可欠。

軍事オタクの歴史学者
または、軍事知識の無い歴史学者について語りましょう。



4 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 15:59:56 0
知ってるか?最近では戦争は財政なしで語れなくなってきてるんだぞ。

5 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 16:29:12 0
世界の歴史は戦争の歴史ゆえに、1の言う事は至極まっとう。

まあ軍事面学ぶだけでも大変だから、第一級の歴史家になろうと思ったら
ほんと大変。

6 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 16:32:40 0
>>4
昔からだと思うが

7 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 17:09:47 0
一部の軍オタは極めると歴史オタに移行し、同様に一部の歴史オタは極めると軍オタに移行する。

…ような気がする。

8 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 17:27:57 0
>>7

ただの兵器オタ

兵器がどのように使われるかや必要とされる背景に興味

戦術・戦略・地政学そして時代時代の政治状況なども
「兵器を知る」ためのバックボーンとして知識を集め始める

近現代だけでなく古代中世にも目が行く

興味の対象が主客転倒しはじめる

いつの間にやら歴史オタへの道

9 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 17:29:29 0
しかし日本の大学の歴史学系じゃ軍事分野は総じて軽んじられてきたように思えるけどな
戦後唯物史観が勢力を得たり学問的な視野としてはその流れを汲む社会経済史重視が続いてきたからなんだろうけど

10 :天才 ◆CgcR6jvGUo :2008/05/28(水) 18:24:09 0
お勧め軍事本教えて^^

11 :山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/05/28(水) 18:25:02 0
近年は日本の国外を問わず軍事史というものが俎上に上げられるようになり、
戦闘のみならず、「女性と軍陣の関係」のような文化史の面でも研究が進めら
れていますが、史料とは関係なさそうなのに反戦の文句を組み入れたがる人
は少なくありませんね。
反戦に限らず、天下国家を論じて綺麗にまとめたがる人種ですが。
観念や理論を現実より優先させて革命騒ぎを起こしそうなタイプ。

逆に軍事好きはどうかというと、軍事板のレスに限って言えば、文化史の面
があまり理解されていないように思います。
身分差による武器や戦術への制限、女性や障害者への扱いなど。
創作系のスレを見ても、現代日本ではないのに、妙にヒューマニズムにあふ
れているというか。よく同じ人間と言いますが、文化が違えばそうそう言っ
ていあれない台詞ですよ。
仮想戦記作家でも、佐藤御大や羅門某など理解されているかどうか疑わしい。
文化面の違いという裏打ちがなされていないから、戦国期を書いていても現
代日本のように見えます。

>社会経済史
いちいち経済的観念で説明されたり、支配やそれに対する抵抗(言うまでも
なくマルクス史観の影響)ばかりが強調されて、今から見れば「非合理」な
当時の文化の存在が軽視されてきましたね。
まず理論に基づいた結論ありきでしたから。

12 :山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/05/28(水) 18:26:59 0
>いあれない台詞
いられない、です。失礼致しました。
左系の人が無差別に使いたがる。右も大概ですが。

13 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 19:07:10 0
マニア・一般人問わず、軍事技術的な情報(たとえば大砲の具体的な性能とか)を忌避する傾向があるように思う。
それが戦後教育のせいかどうかはわからないけど…
そのせいで「正確に理解すること」からわざわざ遠ざかってる人が多いような。

14 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 19:18:28 0
特に陸軍に関することを忌避する傾向ない?

15 :山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/05/28(水) 20:00:55 0
>>13
>大砲の具体的な性能
知らなかったらマニア失格で、知っていたら一般人ではないと思いますが、
一般的な風潮としては言えますね。
先入観でタブー視しているというか、理解すること自体を罪だと思っている
かのような風潮はありますね。
検討するだけでも罪、利用できるものを持つだけでも罪。
自衛隊にしたところで、使えなくしておいてはそれこそ無駄だと思うのです
が、「無駄にした」と言って胸を張りそうな人もいますから。

16 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 22:03:31 0
しかし弓矢スレなんかを見ると、ああいう風にウン百年前の弓矢や投石器のスペックを
熱く語ってるのって軍板住人が見ても引くんじゃないか

17 :世界@名無史さん:2008/05/28(水) 23:47:55 0
どこにでもしゃしゃりでてきて知識ひけらかして悦に浸るアホのおかげだろ

18 :世界@名無史さん:2008/05/29(木) 01:10:04 0
安全保障完全排除で国際政治を語られるとどうも「にわか」感がするというか
数学抜きで経済学の話聞いてるような感じがするw

19 :ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/05/29(木) 01:45:16 0
>軍事オタクの歴史学者:
高橋均、大串和雄
共にラテンアメリカ史、特にペルーを専門にしてるけど、
高橋先生は『サンディーノ戦記』など中米におけるゲリラ戦や、
アルト・ペルー遠征、ピチャンチャ、アヤクーチョなど解放戦争の諸戦役についても、
大串先生はラテンアメリカ各国の軍隊のあり方(専門職業化の度合い等)について詳しい。

個人的には個々の戦争がどうとかよりも、その時代や社会において軍隊が
どういう役割を果たしたかの方に興味があります。
どこの国でも軍隊や諜報機関って政府とは独立してある程度の政治的実力を持ってるものですが、
それを考えると戦後政治における自衛隊の政治的役割の弱さって結構感動的なんだと思ってみたり。
尤も日本国民が気付いてないところで、内実はニカラグア国家警備隊みたいなどうしようもないことになってるのかもしれませんが。
自衛隊ラテンアメリカの軍隊も共に戦後からはアメリカ合衆国の多大な影響を受けてきたのに、
政治介入度合いがまるで違うのは文化的な要因なのか、社会経済的な要因なのか。

>山野さん
>検討するだけでも罪、利用できるものを持つだけでも罪。
主義主張のために科学的であることをやめた人々は概してこうなりますね。
俺は山野さんの言葉で言うところの革命騒ぎを起こしそうなタイプではあるんですが、
こういう人たちは左翼的な立場から見ても結構迷惑です。

20 :世界@名無史さん:2008/05/29(木) 09:21:21 0
日本国内で、ある程度体系的な軍事則やら戦略やらドクトリンをきっちり習得できるところってあるのかな?
防衛大学校以外で。
法学部政治学科?


21 :天才 ◆CgcR6jvGUo :2008/05/29(木) 17:48:11 0
小林源文の漫画が面白くない。

22 :世界@名無史さん:2008/05/29(木) 17:55:24 O
軍オタって第二次大戦〜現代だけというイメージ。
戦列艦とかも興味なさそう。

23 :梵阿弥:2008/05/29(木) 17:57:28 0
先ず絵が下手ですね。小林氏は

25 :世界@名無史さん:2008/05/29(木) 19:22:44 0
小林源文センセイは決定的に想像力がないから、「戦記マンガ」としては最適なんだって話をどっかで読んだ。
想像力がないから戦場の無惨な現実とか、やり切れない現実をそのまんま絵にしてしまう。だから妙なリアルさがあるんだって。
しかし…「この人、人物が下手なのはみんな知ってるけど…兵器も下手だよな?」と言った知人のマンガ家のことはヒミツにしておこう。

26 :世界@名無史さん:2008/05/30(金) 03:50:02 0
日本に軍事オタクなんて殆ど居ないような気がする。
圧倒的大多数は単なる兵器オタクだろ。
戦車や戦闘機のスペックがどうたらこうたら言って喜んでるだけのつまらん連中。
人間と人間の生々しいぶつかり合いこそが戦争なのに、鉄にばかり興味を持っている。
個人的にガンダムの悪影響だと思う。

27 :世界@名無史さん:2008/05/30(金) 05:36:02 0
ガンダムなんて放送される前から
そういうオタはいっぱいいただろ。

兵器に限らず鉄道なり二輪や四輪なり
鉄に惹かれるオトコノコがいるのは自然なことだよ。
鉄の背景となる時代や社会、それらを形作った人間にまで興味が広がったせいで
兵器オタから歴史オタへ変化するケースもあるよねって話をしてるだけ。

28 :世界@名無史さん:2008/05/30(金) 06:59:23 0
軍事に疎い日本では、兵器オタクが軍事オタクと勘違いされるケースが多い

30 :世界@名無史さん:2008/06/02(月) 11:52:01 0
オタは「学者」にはなれんだろ。

終了


32 :世界@名無史さん:2008/06/04(水) 03:11:09 0
>>30
ヲタだから「学者」になれるんだとも

33 :世界@名無史さん:2008/06/04(水) 04:36:46 0
マニアとプロとは超えがたい溝があるとおもう。

34 :世界@名無史さん:2008/06/04(水) 08:02:04 0
>>33
歴史学ではその溝はかなり浅い


35 :世界@名無史さん:2008/06/04(水) 08:48:28 0
欧米でも基本的には軍事史学はアマチュアの領分だったからな。
退役軍人(フラー)とかジャーナリスト(リデル=ハート)とか。
こういう人たちの軍事史は実践的関心が先立つから、
本質的には非歴史的アプローチであることが多い。
(中世なら中世の「軍事」のありよう自体にはそれほど興味がない。)

軍事史がアカデミズムの領域に本格的に受容されるようになったのは、
(中・近世軍事史で言うと)約半世紀ほど昔、
アカデミズムと実務家の相互交流が本格化するのもここ30年、てとこだな。

36 :世界@名無史さん:2008/06/04(水) 16:49:06 0
>>34
板違いスレ違いになるが・・・・

北条早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直を語るスレ5
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1197378558/

474 名前:武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s [] 投稿日:2008/06/04(水) 00:22:46
>>471
ウィキは見ないし参考にもしない
参考にしたり真に受けるバカのために
労力使う義理はないぜ
要するにウィキを話題にすること人間は問題外ってことね。
ちゃんとした研究者の前で
ウィキのこと話題にしてみろよバカ
無視されるか失笑されるかのどちらかだぜ
ま、ウィキがどうこういう奴に日本史やる資格はねえよ
ヒマジンのタワゴトだなw

wiki房はたしかにウザいんだよな。

どこぞの板の初心者スレでは霞ヶ浦の住民 通称カス民がwiki(それも自分が書いた記事w)を
ソースにしていい加減な回答教える奴がいるし(ただ善意で回答しているし啓蒙思想で頑張っている
点は評価している)

37 :山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/06/04(水) 20:38:12 0
>19
当事者にとっては、勘違いした無能者の方が嫌でしょうね。

>33−34
歴史学関係の職に就いていなくても、歴史学の思考を身につけることは出来
ますし、高価な実験機材無しでも論文を書いたり、発表したりすることも出
来ます。そういった意味では溝は浅い。
しかし、いくら調べていても、肝心の史料の解釈が出来ていなければ意味は
なく、そういった意味での溝は深いと言えるでしょう。

38 :世界@名無史さん:2008/06/05(木) 14:52:26 0
どんなジャンルでも、プロとアマの差は大きい。
ただし例外(だらしないプロ、レベルの高いアマ)はありうる。

そんだけでしょ。
最近はアマ側がカンチガイしてるケースが多いような気がするけど。
メディアの発達で発言することだけは容易になったせいでしょうか。

39 :世界@名無史さん:2008/06/05(木) 21:25:47 0
>>25
兵器を描くのが最も上手かった漫画家は故・居村慎二
異論は認めるが聞かない

40 :世界@名無史さん:2008/06/07(土) 19:11:26 O
源文はリアルな表情がウリだと思う
絵に関してはもはや好みの領域なんでパス
最近はエネルギー不足かつデフォルメ癖が付いてあんまりよろしくないな
TOKYO WARSあたりがよかった

41 :世界@名無史さん:2008/06/08(日) 18:40:22 O
軍事なんか詳しくても仕方ない

42 :梵阿弥:2008/06/21(土) 17:08:58 0
日本史で恐縮ですが『歴史群像』誌の今年の2月号に橋場 日月氏桶狭間合戦を書いてました。
しかし、『信長公記』の三里を一時で、の一時を「一時間」としてました
当時は一日を「明六つ/暮六つ」と12に分けるので一時は2時間前後です。また「不定時法」なので
季節により一時の長さも変わります。和暦の五月19日を当時の「西暦」に置換えると6月12日、
当時はユリウス暦で既に季節とのずれが激しかったのでグレゴリオ暦では6月22日です。
詰りほぼ夏至の頃なので昼が最も長い季節、即ち「明の一時」は年中で最長(暮の一時は最短)。
当日の明の一時は約2.5時間です
3里(約12km)を1時間で駈ける織田軍なら、と「速さ」を論拠としているので致命的ですね。
他にも偽書武功夜話』を使ったり、「松の本」は固有名詞だ、と言うのは面白いですが、
そこで使った『三河物語』では「攻め下る」と在るのに掲載した図では義元本陣の方が
高所に在る、と言った不審な点が在ります

43 :梵阿弥:2008/07/14(月) 19:48:37 0
三河物語』でなくて『松平記』でした。また、「松の本」でなくて「上の山」でした。橋場氏と皆さんに
お詫びします。
とはいえ、記事中で橋場氏は「上の山」を海抜16mの上ノ山に見立てている。義元本陣に見立てた「桶狭間山」は
海抜64.7mです。この位置関係で『松平記』の
「上の山よりも百余人程突いて下り」
と言うのは可笑しいでしょう。
猶、現代語訳では「一時」を「僅かな時間」、「一気」と訳すのが多い様です

44 :梵阿弥:2008/09/29(月) 20:30:11 0
何と新書に成っちゃいましたね。無茶な

46 :世界@名無史さん:2008/10/20(月) 20:52:02 0
歴史なんてまったく人生を生きるうえで役にたたないのさ。

47 :世界@名無史さん:2008/10/20(月) 22:37:10 O
役に立つかは、使い方しだいだ9

48 :世界@名無史さん:2008/10/21(火) 10:07:49 0
中国の古代の衛って今の日本に似てるね

51 :世界@名無史さん:2009/01/14(水) 18:42:40 0
軍事を学ぶためのお勧め書籍は?

52 :世界@名無史さん:2009/01/15(木) 00:19:36 0
兵器によって人間の体にどのような傷害が生じるのか
その変を詳しく解説してる本ってないですか?

53 :世界@名無史さん:2009/01/15(木) 09:42:34 0
軍事オタクと言っても、戦史や戦略・戦術に興味のある連中は
世界史板にも出入りしているわけで。

>>51
ギコ教授の兵器・事件史 書籍紹介
http://gikoheiki.web.fc2.com/syokai/index.html
軍事板住民おすすめ書籍リスト
http://wiki.livedoor.jp/force_army_2ch/d/%bd%bb?%a4%aa%a4%b9%a4%b9%a4%e1%bd%f1%c0??%a5%c8
軍事書評
http://www.bookslink.net/army/shohyou/

54 :世界@名無史さん:2009/01/15(木) 11:23:24 0
>>52
俺も知りたい!

56 :御大韓さま ◆3yfCH5upaQ :2009/03/05(木) 02:10:00 0
>>52
兵器じゃなくて銃なら、
カヅキ・オオツカ著 銃器使用マニュアル
って本に写真で人体に与える影響が掲載されていました。

57 :世界@名無史さん:2009/03/24(火) 22:17:32 0
歴史学者が軍事に関して書く場合には、せめて用語は的確に使用していただきたい。
特に、「司令官」「軍団」「戦艦」の使い方が変な場合が多いように思う。


58 :世界@名無史さん:2009/03/25(水) 10:55:44 0
戸田奈津子大先生ならカイメツ的にやってくれるw

60 :世界@名無史さん:2009/03/25(水) 22:50:06 0
戸田大先生は、確かにそうかも。
歴史学者ではないが。
俳優がはっきりと「カンパニー!」と言ってるのに、「連隊」と訳されていた。
あと歴史界の戸田先生と言うべきお方、塩野大先生もちょっと変な用語を使う。



61 :世界@名無史さん:2009/03/26(木) 00:37:14 0
カンパニーとかレジメントとか部隊単位って時代ごとに
規模とか異なってることがあるみたいだけど
訳し分けるガイドラインみたいのないですかね? 特に中世

62 :世界@名無史さん:2009/03/27(金) 22:05:02 0
戦史の中心は当然政治になる。
例えばドイツ人のような政治音痴には永遠に戦史は
理解できない。兵器オタ、地政学馬鹿もだなw
たとえば地政学だが、大抵は馬鹿の観念論か妄想だw
戦史分析の際の丁寧な帰納的理解がない。
大抵は間抜けな観念的モデル論が多いw

戦史の深淵は政治論に尽きるね
兵器にこだわるのは理工系の馬鹿じゃないか?
政治と軍事の関係性に比べれば無いに等しい。
その昔、戦争は政治の延長とほざいていた頭の悪い
ドイツの軍人がいたが間違っている。
戦争は政治そのものだ。
ここがわからないからドイツ人は政治音痴と言われるwww
馬鹿な国民だな。こういう間抜けな国民からは距離をおいたほうがいいw

63 :御大韓さま ◆3yfCH5upaQ :2009/03/28(土) 01:51:03 0
戦争は政治の延長と言う言葉と、
戦争は政治の一形態という言葉に、
どのような差があるのだろうか。

66 :世界@名無史さん:2009/05/03(日) 11:23:55 0
ナポレオンのモスクワ遠征が典型的だが、文化が違えば戦争の形態も異なっている。
こういう面について論じるのはどうよ?

67 :世界@名無史さん:2009/05/03(日) 11:34:00 0
>>62
それを完璧に理解してるのが
中国とイタリアの政治家だな
逆に全く理解してないのが
ドイツと日本の政治家

68 :世界@名無史さん:2009/05/03(日) 11:49:59 0
政治的調整に長けた軍人

第二次大戦のアメリカ軍のマーシャル元帥(最も偉大なステーツマンソルジャー)

69 :世界@名無史さん:2009/05/07(木) 15:42:49 0
戦略と戦術の双方に深い造詣を持っているような人物なら、
歴史家より軍人になった方が社会的に見て適材適所。


70 :世界@名無史さん:2009/05/08(金) 21:14:00 0
歴史が国の運命を変える場合もある

71 :世界@名無史さん:2009/05/08(金) 23:43:16 0
>兵器にこだわるのは理工系の馬鹿じゃないか?

兵器という要素は戦術だけでなく
戦略にも軍制にも戦争開始の意思決定そのものにも関わってくるんだが


72 :世界@名無史さん:2009/05/09(土) 00:15:31 0
>>71
ものによりけりだろう。
兵器オタは、兵器のスペックの優劣にこだわる事がおおいってことじゃね?

思いますに、今まで出来なかったことが出来るようになった兵器ってのは
かなり政治や戦略への影響が大きい。

あぶみ、マスケット銃、機関銃、戦車、
航空機、核兵器、攻撃型空母、原潜など。

でも、敵の兵器よりも優れた兵器ってのは、
数量差でキャンセルされたりするので、あまりインパクト大きくない。


73 :世界@名無史さん:2009/05/09(土) 00:28:27 0
>>70
歴史に滅ぶだよなw

74 :梵阿弥:2009/05/14(木) 19:18:41 0
>>62
ドイツ人って政治音痴なんですかね。ひどい負け方しても自在に政体を変えて連綿と「ドイツ」は続く。
地政学」は下らないというのは同感ですが。白地図しか見てないとしか思えない

75 :世界@名無史さん:2009/06/20(土) 10:12:11 0
>>72
「兵器のスペックの優劣」も歴史の大きな分岐点になり得るかもしれない。
早坂暁の『「戦艦大和」日記』を読んだせいか、
大和型戦艦が無ければ、日本はアメリカとの戦争に踏み切れなかったように最近思えてきた。
海軍はごく一部の質的優位があるために、全体的な劣勢から目を逸らす余地が生じてしまった。


76 :世界@名無史さん:2009/06/20(土) 12:12:15 O
核兵器は政治を激変させたが?大国の紛争解決の手段として事実上戦争がなくなったにもかかわらず
財政に巨額の負担を軍が強いるようになった。


77 :世界@名無史さん:2009/06/20(土) 12:23:01 0
>>67
どちらもまだマシなだけで、きっちり領土喪失してる。

>>74
ドイツを滅ぼすにはドイツ国民全滅させるくらい覚悟しなきゃならんからじゃね?
全滅させるより子分にするなり味方につけたほうが得だと思う

78 :世界@名無史さん:2009/06/24(水) 20:03:38 0
マルクスクラウゼヴィッツも、ともにドイツ観念論という同じ空気を吸って育った。

クラウゼヴィッツは、戦況は悲惨になればなるほど見通しは明るいという。
なぜなら、悲惨になればなるほど「現実の」戦争よりも「真の」戦争に近づく
からであると述べている。
マルクスもまた、悲惨になればなるほど見通しは明るいと述べている。
政治状況が悪化して階級闘争が極限まで進行すれば、「現実の」政治という
空虚な世界を覆し、プロレタリアが勝利する「真の」社会への道を切り拓く
革命が近づくと述べたのだった。

79 :世界@名無史さん:2009/06/27(土) 21:31:51 0
軍事知識、軍事史の知識が無い人間ばかりになると、日本史の戦国時代関連のように、鈴木眞哉みたいな失笑ものの珍説振り回す馬鹿が大手を振って歩くようになるから困る。

80 :梵阿弥:2009/08/03(月) 16:03:39 0
>>77
詰りドイツ人には実業で使い道があるという事ですよね。
「軍事以外取柄の無い戦争馬鹿」じゃ無いという事です。
実業に利害調整、即ち政治は重要でしょう。だから政治音痴呼ばわりはおかしいと思います。
それとも、政治は全て他民族に任せてたんですか。
また、ポルスカ/トランシルヴァニア等で殖産興業に呼ばれてませんでしたか。
その辺りでは少数民族だから、政治的に鈍いと生きていけませんよ。
迷国でも、第1次大戦の時にドイツ系は「敵性国民」と見做されたんで、
名を英語風に変え(させられ)ましたよね。
「政治感覚の無い軍事馬鹿」だったら、拒んで武装蜂起する筈です。しかし、そうは成らなかった。
ドイツといえば戦争、とか云うの、いい加減卒業しましょうよ。
貴方は大丈夫かもしれませんが、世にそういう人まだ多い様です。
例えば<<62の人。同じ人かも知れないけど

81 :世界@名無史さん:2009/08/04(火) 06:24:46 0
>>75
>海軍はごく一部の質的優位があるために、全体的な劣勢から目を逸らす余地が生じてしまった。

なるほど。歴史上の「実際の判断」は必ずしも政治とか軍事とか、そういう大局的な流れに乗らず、
「当事者の心理的な問題」でこそ大きく左右されてしまうものなのかも知れませんね。


82 :世界@名無史さん:2009/08/13(木) 15:36:29 0
南北戦争に関するお勧め書籍教えてください。

83 :世界@名無史さん:2009/08/24(月) 02:21:50 0
何でこのスレ、盛り上がらんの?

84 :世界@名無史さん:2009/08/24(月) 18:52:38 0
理論史や学者・学派っていうのは
どの学問でもあまり人気がないもんだ

85 :梵阿弥:2009/09/16(水) 14:45:35 0
>>44の新書をやっと手に入れました。>>42,>>43で指摘した問題点等をいじってありますね。
しかし根本的な解決とは程遠い。後から出た
藤本 正行『桶狭間・信長の「奇襲神話」は嘘だった』でも私と同じような指摘をしてます。
何故手に入れるまで1年も掛ったかというと、新刊を買って印税稼がせたく無かったので。
本当はブックオフで百円で買いたかったんですが、350円もしましたよ。
機会が在ったら、橋場氏の問題点についてご紹介します。
まるで長倉 洋海氏みたいな、いい加減な人物ですから

87 :世界@名無史さん:2009/10/07(水) 17:53:53 0
軍事史学会の機関誌『軍事史学』って、どうですか?

88 :世界@名無史さん:2009/10/12(月) 18:01:22 0
軍事評論家 江畑謙介さん死去
http://www.nhk.or.jp/news/t10013057891000.html
最新の軍事情勢や兵器に詳しく、湾岸戦争イラク戦争、それに各国の軍事情勢など安全保障問題に関する解説で知られる軍事評論家の江畑謙介さんが10日、千葉県内の病院で亡くなりました。60歳でした。

89 :世界@名無史さん:2009/10/12(月) 20:39:25 0
惜しい人を亡くした・・・
日本は軍事アナリストの層が薄すぎるだけになおさら痛手だ


92 :世界@名無史さん:2009/10/13(火) 21:00:46 0
エバケンが議員にレッテル貼りされとる

http://blog.goo.ne.jp/sutoband/e/03fdc5aba5f001a0c2f1cfc0e88696de

93 :世界@名無史さん:2009/10/13(火) 21:10:19 0
軍事評論家・江畑謙介氏が死去…同い年の神浦元彰氏号泣「戦友失った」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091013-OHT1T00044.htm

30年間言葉も交わさない程度の付き合いで
戦友?号泣?

94 :世界@名無史さん:2009/10/14(水) 08:10:59 0
>>93
まあ、たしかにあやしい話ではあるけど。
文通を知らない世代にはこういう感情ってわからないのかも。

毎日会ってる人間のうち、もし相手が死んだら泣かずにはいられない、逆に自分の為に泣いてくれるであろう人間って何人いる?
残念だけど両親と離れて生活している俺は、0人だな。
悲しくても泣く気にはなれない。また、他人に涙も期待しない。期待を裏切られるのが目に見えていて恐ろしいから。


95 :世界@名無史さん:2009/12/12(土) 07:01:38 0
図解雑学シリーズ
名将に学ぶ世界の戦術
家村和幸
ナツメ社

世界の戦史における勝敗の決定的瞬間を解明することを目的に作られています。
攻撃、防御、後退行動・遅滞行動、奇襲・急襲・強襲といった戦術それぞれを具体的な例を挙げ、図示してわかりやすく解説しています。

http://www.natsume.co.jp/book/index.php?action=show&code=004822

97 :世界@名無史さん:2010/04/16(金) 00:33:45 0
江畑謙介氏に防衛大臣をやってほしかったよ

98 :世界@名無史さん:2010/04/30(金) 20:31:45 0
でもエバケンが提案してた正面装備を全部揃えてたら、
防衛費は少なくとも今の2倍にはなると思うんだ。


99 :世界@名無史さん:2010/05/01(土) 11:16:33 0
国防の為なんだからそれくらいは享受しよう。
もちろん外務省や大臣にまともな人間を据えるという大前提があるけど

100 :世界@名無史さん:2010/05/02(日) 11:01:45 0
経済を考えれば、防衛費は少ないほうが良い。
国防は政治の一部。
そればっかりでは、こまる。

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