『浅草映画研究会』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

浅草映画研究会

浅草映画研究会

★『浅草映画研究会』(浅草キッド中条省平/廣済堂あかつき/1365円)【→amazon
ヒッチコックイーストウッドブレッソンなど巨匠たちの名作から、近年話題になった新作まで、浅草キッドが熱く語り合う"浅草映画研究会"。顧問をつとめるのは、映画・マンガ・文学・ジャズなど様々なジャンルで活躍する学習院大学中条省平先生。「シネフィルイマジカ」で放映中の大人気映画バラエティがついに書籍化! すべての映画ファンに送る、抱腹絶倒&必読の映画読本です。
 
ウルトラマンになった男

ウルトラマンになった男

★『ウルトラマンになった男』(古谷敏/小学館/1785円)【→amazon
伝説の初代ウルトラマンスーツアクター古谷敏の初めての回想録。スペシウム光線やファイティングポーズの由来など全ウルトラマンの原型を作り上げた1年間の真実を、新たに発掘された写真と共に語り尽くす!
 
醜の歴史

醜の歴史

★『クラシック音楽は「ミステリー」である』(吉松隆/講談社/880円)【→amazon
現代の「知の巨人」エーコが、絵画や彫刻、映画、文学など諸芸術における暗黒、怪奇、魔物、逸脱、異形といった、恐ろしくぞっとするものを徹底的に探究。本書は、世界的に好評を博した『美の歴史』の手法により、「醜」の多様性と傾向を明らかにする。なぜ我々は死、病、欠陥を恐れるのだろうか?はたまた醜さが持つ磁石のような魅力はいったい何に由来するのだろう。ミルトンのサタンから、ゲーテメフィストフェレスまで、魔術と中世の拷問から、殉教、隠者まで、神話上の怪物から、夢魔、食人鬼、デカダンス、あるいはキャンプ、キッチュ、パンク、さらには現代美術まで、実に興味深い構成とトピックにより議論が展開される。