『イカはしゃべるし,空も飛ぶ 面白いイカ学入門』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

★『イカはしゃべるし,空も飛ぶ 面白いイカ学入門』(奥谷喬司/講談社/945円)【→amazon
古くから日本の食卓で愛されてきたイカの消費量は、サケやマグロに匹敵する。そもそも「イカ」の語源をたどれば、「食べ物そのもの」を意味しているという。トビウオのように海面上を飛ぶイカもいれば、体色の七変化が熱烈に求愛するイカもいる。さまざまなイカの魅力的な生態を余すところなく伝える“イカ学入門書”。
 
生物いまどき進化論 ~都市化がもたらす人工サバイバル (知りたい!サイエンス)

生物いまどき進化論 ~都市化がもたらす人工サバイバル (知りたい!サイエンス)

★『生物いまどき進化論 都市化がもたらす人工サバイバル』(藤本和典/技術評論社/1650円)【→amazon
人で溢れかえり、車が走り回る都市。そんな環境の中でも、強く生きる生物がいる。都市は自然の一部として機能し得るのか?そんな疑問を感じたら、NHKラジオでおなじみ藤本和典さんの出番。都市の生き物をエッセイで紐解きながら都市化と生物の可能性について考えてみよう。
 
キャラクターとは何か (ちくま新書)

キャラクターとは何か (ちくま新書)

★『キャラクターとは何か』(小田切博/筑摩書房/735円)【→amazon
現代のメディアを乱舞する多数のキャラクターたちは、固有の構造とビジネスモデルを持っている。本書では、二十世紀初頭のキャラクター/キャラクタービジネスの発生から現在までの歴史的経緯、内外の状況比較を通して、個々の作品や作家を重視する「コンテンツ」的文脈からは見えてこなかったキャラクターの本質と可能性を提示する新しいタイプのキャラクター論である。