『心霊の文化史−スピリチュアルな英国近代』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)
- 作者: 吉村正和
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/01/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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心霊主義と一口に言っても、降霊会、骨相学、神智学など、その裾野は広い。当初は死者との交信から始まった心霊主義だが、やがて科学者や思想家たちの賛同を得ながら、時代の精神へと変容を遂げ、やがて社会改革運動にまで発展していく。本書では心霊主義の軌跡を追いながら、真のスピリチュアルとは何かを検証する。
- 作者: 田中治郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/01/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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死後の世界はこんなにも多様だ!白いバラの花びらが指定席、まばゆいばかりに輝くキリスト教の天国刑期は1兆6425億日、仏教の地獄は拷問が果てしなく続く。各宗教、古代文明の他界観をわかりやすく紹介。
- 作者: 谷川健一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/06/21
- メディア: 新書
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かつて日本列島に住みなした人々は、風も樹も山もすべて「可畏きもの」をカミと考えた。すなわち災いをもたらすものも、稔りや大漁をもたらすものも、およそ人の力の及ぶべくもないすべての自然が畏怖の対象であったのだ。やがて天つ神に駆逐され、流竄の姿となっていくこれら神々の運命を辿りつつ、人々の暮らしの原像に迫る。