『第一次世界大戦−忘れられた戦争』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
- 作者: 山上正太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/01/12
- メディア: 文庫
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一九一四年夏、「戦争と革命の世紀」が幕を開けた。交錯する列強各国の野望、暴発するナショナリズム、ボリシェヴィズムの脅威とアメリカの台頭…。ヴィルヘルム一世、ロイド・ジョージ、クレマンソー、レーニン、ウィルソンら指導者たちは何を考え、どう行動したのか。日本の進路に何をもたらしたか。「現代世界の起点」たる世界戦争を鮮やかに描く。
文明としての江戸システム 日本の歴史19 (講談社学術文庫)
- 作者: 鬼頭宏
- 出版社/メーカー: 講談社
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豊かな自然に依存した徳川文明。国際的には近代世界システムと冊封体制に対抗して日本型華夷秩序が形成され、国内は幕藩体制下、各領国が拡大する市場経済により統合されていた。そこに現出した貨幣経済の発達、独自の物産複合、プロト工業化による地方の発展、人口停滞と出生抑制。環境調和的な近世日本のあり方に成熟した脱近代社会のヒントを探る。
物語 イスラエルの歴史―アブラハムから中東戦争へ (中公新書)
- 作者: 高橋正男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/01/01
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イスラエル(ユダヤ)民族はバビロニア捕囚やローマ帝国による迫害など、民族流亡の危機を乗り越え、第二次世界大戦後に再び自らの国を持つに至った。民族の祖とされるアブラハムから中東戦争後の歴史までをコンパクトに語る。