『勝海舟−戦わなかった英雄』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

勝海舟―戦わなかった英雄

勝海舟―戦わなかった英雄

★『勝海舟−戦わなかった英雄』(鵜澤義行・東都よみうり編集部/ごま書房新社/1365円)【→amazon
龍馬を創ったもう一人の英雄の真実にせまる大河ドラマ龍馬伝』がより楽しめる1冊。
 
天皇の世紀(1) (文春文庫)

天皇の世紀(1) (文春文庫)

★『天皇の世紀 1』(大佛次郎/文藝春秋/830円)【→amazon
歴史とは何か?日本人とは何か?『天皇の世紀』(全12巻)は、文豪・大佛次郎が史実の中に真の人間像を追求した渾身の大作である。卓抜した史観と膨大な資料渉猟によって、明治天皇の誕生から戊辰戦争に至る激動の時代を照射し、世界史上のエポックともなった明治維新の真義と、日本人の国民的性格を明らかにする。
 
日本型「教養」の運命 歴史社会学的考察 (岩波現代文庫)

日本型「教養」の運命 歴史社会学的考察 (岩波現代文庫)

★『日本型「教養」の運命−歴史社会学的考察』(筒井清忠/岩波書店/1050円)【→amazon
かつて教養主義は人々をとらえたにもかかわらず、歴史的に衰退したのはなぜだろうか。本書は近代日本知識社会のインフラであった「教養」の動態を歴史社会学的アプローチで究明し、「教養」が輝いていた時代の意味を問う。知と文化の未来を考察するためにいま何が求められているか。現代文庫化に際して、現代日本の教養を考察する書き下ろし原稿を付す。