『ワインが語るフランスの歴史』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

ワインが語るフランスの歴史 (白水uブックス)

ワインが語るフランスの歴史 (白水uブックス)

★『ワインが語るフランスの歴史』( 山本博/白水社/1365円)【→amazon
フランスを代表する最もエレガントな文化といえるワインを通して見るフランス史。「修道僧が造ったワイン」「ポンパドゥール夫人とシャトー・ラフィット」「ナポレオンとシャンベルタン」など、ワインにまつわる逸話の数々を読みながら、フランスが誇る銘醸ワインを味わいます。
 ★『今村昌平−映画は狂気の旅である』(今村昌平/日本図書センター/1890円)【→amazon
さまざまな分野で活躍した人物の自伝や評伝を集めるシリーズ。175は今村昌平。半世紀以上映画の世界に身を置いて、ドキュメンタリーを含め20本以上の作品を作ってきた著者が、自身の歩みを語る。
 
近代工芸運動とデザイン史

近代工芸運動とデザイン史

★『近代工芸運動とデザイン史』(デザイン史フォーラム・編/思文閣出版/3045円)【→amazon
「近代」「工芸」という視点を導入することにより、「近代デザイン」という視点では抜け落ちている、各国における芸術分野での歴史・重要な動向を様々な点から解き明かす。巻末には関連年表や英文要旨なども収録。
 
「死の舞踏」への旅―踊る骸骨たちをたずねて

「死の舞踏」への旅―踊る骸骨たちをたずねて

★『「死の舞踏」への旅−踊る骸骨たちをたずねて』(小池寿子/中央公論新社/2310円)【→amazon
生ける者が死せる者に導かれて墓所へと向かうさまを描いた「死の舞踏」。死を受け入れながらも、よりよく生きることを望んだ中世末期に生まれた特異な図像を求めて四半世紀になろうとする著者が、一年かけて行なった、いまひとたびの欧州紀行。
 
美女と機械---健康と美の大衆文化史

美女と機械---健康と美の大衆文化史

★『美女と機械−健康と美の大衆文化史』(原克/河出書房新社/2520円)【→amazon
フィットネス、ダイエット、スリーサイズ、自分らしさ…「理想の体型」は、危険な香り。今日の身体美イメージはどこから来たのか―科学とメディアと欲望の20世紀。