『鴨居羊子の世界』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

鴨居羊子の世界

鴨居羊子の世界

★『鴨居羊子の世界』(近代ナリコ・責任編集/河出書房新社/1680円)【→amazon
昭和30年代の下着ブームを牽引したデザイナーとして、名エッセイスト、画家として、ジャンルを超えて独自の輝きを放った鴨居羊子の魅力に迫る入門書。本人の単行本未収録エッセイや対談、角田光代他による寄稿など。
 ★『グレートジャーニー人類5万キロの旅 3』(関野吉晴/角川書店/660円)【→amazon
人類が歩んだ5万キロの旅を巡る「グレートジャーニー」第3弾。凍てつくベーリング海峡の横断に挑戦、アラスカ各地を巡る。その後犬ゾリで2000キロを走破、ユーラシア大陸北東端のチュコト半島を徒歩とカヤックで進む
 
ここに記者あり!――村岡博人の戦後取材史

ここに記者あり!――村岡博人の戦後取材史

★『ここに記者あり!−村岡博人の戦後取材史−』(片山正彦/岩波書店/1995円)【→amazon
「民主主義の番犬」として権力を監視し、どんな誹謗中傷を受けても、不正に牙を剥くことを止めなかった男。彼が半世紀にわたって取材したのは、まさに日本の「戦後史」そのものだった。彼・村岡博人の軌跡を追いながら、記者の仕事とは何か、取材とは、ジャーナリズムの役割とは何かを問いなおす。
 
実見 江戸の暮らし

実見 江戸の暮らし

★『実見江戸の暮らし』(石川英輔/講談社/1470円)【→amazon
低エネルギーでも豊かな暮らし。図会、絵草紙、挿絵に見る江戸の暮らしは、彩り豊か。思わずつぶやく「江戸に住みたい!」エコ生活の原点、現代を生きるヒント。
 
写真で見る 東京の激変 (ほたるの本)

写真で見る 東京の激変 (ほたるの本)

★『写真で見る東京の激変』(大竹静市郎・写真・解説/世界文化社/1890円)【→amazon
銀座、新宿、渋谷、池袋、上野、浅草…。昭和30年代半ばと現在の東京の変容を写真で振り返る。覚え書として、著者と川本三郎の書き下ろしエッセイも収録。