『図書館建築発展史 戦後のめざましい発展をもたらしたものは何か』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

図書館建築発展史―戦後のめざましい発展をもたらしたものは何か

図書館建築発展史―戦後のめざましい発展をもたらしたものは何か

★『図書館建築発展史 戦後のめざましい発展をもたらしたものは何か』(西川馨/丸善プラネット/6300円)【→amazon
戦後のわが国の図書館は、学生の勉強部屋から子どもや母親たちなど、誰でもが身近に利用する図書館へと大きく変わりました。それにつれて図書館建築もドラスティックに変わってきました。何を目指してどのように変わってきたのか、そして今後は何を目指していくのか。記録をたどり、実例を示しながら解説をしたものです。
 
ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

★『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』(ニコラス・G.カー/青土社/2310円)【→amazon
「グーグル化」でヒトはバカになる。グーグルで知らないことを検索し、ツイッターで日常をつぶやき、iPadで本を買って読む。さまざまなインターネットメディアを当たり前のように使う日常のなかで、実は私たちの脳は少しずつ変化しているのだ。『クラウド化する世界』の著者がメディア論から神経科学までを使って暴きだす、まだ誰も知らない驚きの真実。
 
報道現場

報道現場

★『報道現場』(朝日新聞社ジャーナリスト学校・編/慶応義塾大学出版会/2100円)【→amazon
現場からの生きたジャーナリズム報告。新聞とテレビがここ数年間に行った報道の中から、特筆すべき成果をあげたニュースを取り上げる。実際の報道現場をとおして、ジャーナリズムの「あるべき姿」、そして新たな可能性を探る試み。朝日新聞毎日新聞東京新聞、そして東海テレビNHKのジャーナリストが、良質のジャーナリズムの姿を提示する。
 
聖書を発見する

聖書を発見する

★『聖書を発見する』(本田哲郎/岩波書店/2625円)【→amazon
聖書は一つ―旧約も新約も、聖書の諸文書は相互に引用し合い、言及し合い、有機的に結合して、一つの全体をなしている。そこから発信されるメッセージの中心にあるもの、それは、神がつねに新しく、貧しく小さくされた者たちを選び、かれらと共に働いてすべての人を救うという、「選びの神学」による福音であった。四つの福音書を中心に、著者自身の新訳に基づいて、テキスト相互の関連の糸を手繰り、独自の読みを根拠づける。聖書の、こんな読み方があった―宗教を超えて福音を。
 
絵で見る 明治の東京

絵で見る 明治の東京

★『絵で見る明治の東京』(穂積和夫・絵と文/草思社/2100円)【→amazon
江戸時代から明治維新を経て、急速に文明開化を進めた日本。巨大都市東京は江戸趣味と欧風文化が混在し、日々急激に変貌する空間だった。建築イラスト、都市イラストの第一人者が、160枚のイラストレーションで描きあげた幻影の都市、驚異の全貌。