『自己の発見−社会学史のフロンティア−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

自己の発見―社会学史のフロンティア―

自己の発見―社会学史のフロンティア―

★『自己の発見−社会学史のフロンティア−』(片桐雅隆/世界思想社/2310円)【→amazon
ウェーバー、ミードから、ギデンズ、バウマンまで。社会学のキーパーソンは、アイデンティティ、人格、主体をどう語ってきたか。個人化・私化・心理化する社会の動態を探り、自己の「語り」を鍵として社会学百年の歴史を再構築する意欲作。
 
宮本常一とあるいた昭和の日本〈2〉九州〈1〉 (あるくみるきく双書)

宮本常一とあるいた昭和の日本〈2〉九州〈1〉 (あるくみるきく双書)

★『宮本常一とあるいた昭和の日本 2 九州 1』(農山漁村文化協会/2940円)【→amazon
民俗学者宮本常一が監修した幻の月刊誌『あるくみるきく』を地域別・テーマ別に編んだ昭和日本の風土記集。2は、国東、島原、種子島、奥日向、対馬ほかを掲載。
 
空気の発見 (角川ソフィア文庫)

空気の発見 (角川ソフィア文庫)

★『空気の発見 改版』(三宅泰雄/角川学芸出版/460円)【→amazon
空気に重さがあることが発見されて以来、さまざまな気体の種類や特性が分かってきた。空はなぜ青いのか、空気中にアンモニアが含まれるのはなぜかなど、身近な疑問や発見を解き明かし、科学を楽しくしてくれる名著。
 
セイ!ヤング&オールナイトニッポン70年代深夜放送伝説

セイ!ヤング&オールナイトニッポン70年代深夜放送伝説

★『セイ!ヤングオールナイトニッポン70年代深夜放送伝説』(文化放送他編/扶桑社/1260円)【→amazon
『昨日のラジオ聴いた?』が合言葉だった。あの頃、深夜放送が僕らの青春だった。さだまさし谷村新司泉谷しげる南こうせつ、カメ&アンコー、みのもんた吉田照美ロングインタビュー。特別寄稿落合恵子あのねのね笑福亭鶴光かまやつひろしせんだみつお甲斐よしひろ所ジョージ、イルカ、なぎら健壱稲川淳二、“深夜の顔”だった人気パーソナリティが勢揃い!「天才・秀才・バカ」も復活!「深夜の解放区」が生んだ興奮と熱狂が今、ここに蘇る。
 
現存12天守閣 (幻冬舎新書)

現存12天守閣 (幻冬舎新書)

★『現存12天守閣』(山下景子/幻冬舎/882円)【→amazon
日本の城に初めて天守が出現したのは織田信長が天下統一を目指していた頃。関ヶ原の戦い後には築城ラッシュを迎え、防御拠点として、また権力の象徴として、記録に残るだけでも優に100を超える天守が日本全国に点在した。まさに天守は城の顔といえた。その後、戦乱の荒波や江戸幕府一国一城令、さらには明治維新後の解体撤去、災害、戦災によって今や現存するのはたった12。奇しくも残った12城をぶらり探索。城の歴史や見所を詳述。