『図説大聖堂物語 ゴシックの建築と美術』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

★『図説大聖堂物語 ゴシックの建築と美術』(佐藤達生/河出書房新社/1890円)【→amazon
中世ヨーロッパが生み出した、奇跡の空間・大聖堂(カテドラル)。設計・建設から、ステンドグラス・彫刻の解説まで完全案内。
 
物理で広がる鉄道の魅力

物理で広がる鉄道の魅力

★『物理で広がる鉄道の魅力』(半田利弘/丸善/1995円)【→amazon
本書は基礎的な物理の知識を用いて、鉄道の「なぜ」をやさしく解き明かします。VVVF回生ブレーキといった複雑なシステムが簡単な物理で理解できたり、逆に簡略化できない問題を技術者の工夫が解決していることを本書で知ることができます。動力機関や車両形状などの車両の話題から、レールや橋梁などの鉄道構造物、自動改札や運動ダイヤなど、すべての鉄道ファンが楽しめる内容となっています。また、本書は鉄道という身近な存在から物理を学ぶこともでき、物理へのさらなる興味をかきたてます。
 
指揮者の仕事術 (光文社新書)

指揮者の仕事術 (光文社新書)

★『指揮者の仕事術』(伊東乾/光文社/861円)【→amazon
弦が切れる、打楽器が床に落ちる、管の内部に水蒸気が詰まる、オペラ歌手が歌を間違える…そんな時こそ指揮者の出番です!現役指揮者だから語れる「自ら音を出さない音楽家」のリーダーシップ論。
 
ジョゼフ・コーネル ? 箱の中のユートピア

ジョゼフ・コーネル ? 箱の中のユートピア

★『ジョゼフ・コーネル 箱の中のユートピア』(デボラ・ソロモン/白水社/3990円)【→amazon
ニューヨークの片隅で、女優のブロマイド、天体図、古切手や古地図、海岸で拾ってきた貝殻などを箱に収めた作品を、生涯に800点以上制作し、さまざまな芸術家に多大な影響を与えたコーネルの全貌に迫る。
 ★『タネも仕掛けもございません 昭和の奇術師たち』(藤山新太郎/角川学芸出版/1785円)【→amazon
奇術師の人生を全うすることは困難の連続である。先人はそれをどう生き抜いたか。一時、昭和の時代にタイムスリップして奇術師の人生を辿る中で、自分の懐かしいあの時代に重ね合わせふりかえってみるのも楽しい。